“密封”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みつぷう50.0%
みっぷう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君(きみ)も御存(ごぞん)じの如(ごと)く、海底戰鬪艇(かいていせんとうてい)の總(すべ)ての機關(きくわん)は、秘密(ひみつ)なる十二種(しゆ)の化學藥液(くわがくやくえき)の作用(さよう)で活動(くわつどう)するのでせう、其(その)活動(くわつどう)の根源(もと)となる可(べ)き藥液(やくえき)は、盡(ことごと)く十二の樽(たる)に密封(みつぷう)されて
起(お)きた時(とき)は、日(ひ)を載(の)せた空(そら)が次第(しだい)に遠退(とほの)いて行(ゆ)くかと思(おもは)れる程(ほど)に、好(よ)く晴(は)れてゐたが、それが眞蒼(まつさを)に色(いろ)づく頃(ころ)から急(きふ)に雲(くも)が出(で)て、暗(くら)い中(なか)で粉雪(こゆき)でも釀(かも)してゐる樣(やう)に、日(ひ)の目(め)を密封(みつぷう)した。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
と、八風斎がしめしたのは、かれが学力の蘊蓄(うんちく)をかたむけて、くまなくさぐりうつした人穴(ひとあな)の攻城図、獣皮(じゅうひ)につつんで大せつに密封(みっぷう)してあるものだった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ほら、例のものだ。モール博士から預けられた例の密封(みっぷう)した二本の黒い筒(つつ)を持ちだすのだ」
人造人間の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)