“みつぷう”の漢字の書き方と例文
語句割合
密封100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君(きみ)も御存(ごぞん)じの如(ごと)く、海底戰鬪艇(かいていせんとうてい)の總(すべ)ての機關(きくわん)は、秘密(ひみつ)なる十二種(しゆ)の化學藥液(くわがくやくえき)の作用(さよう)で活動(くわつどう)するのでせう、其(その)活動(くわつどう)の根源(もと)となる可(べ)き藥液(やくえき)は、盡(ことごと)く十二の樽(たる)に密封(みつぷう)されて
起(お)きた時(とき)は、日(ひ)を載(の)せた空(そら)が次第(しだい)に遠退(とほの)いて行(ゆ)くかと思(おもは)れる程(ほど)に、好(よ)く晴(は)れてゐたが、それが眞蒼(まつさを)に色(いろ)づく頃(ころ)から急(きふ)に雲(くも)が出(で)て、暗(くら)い中(なか)で粉雪(こゆき)でも釀(かも)してゐる樣(やう)に、日(ひ)の目(め)を密封(みつぷう)した。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
電燈(でんとう)の光(ひかり)は白晝(まひる)を欺(あざむ)かんばかりなる市街(しがい)に上陸(じやうりく)して、竊(ひそ)かに櫻木海軍大佐(さくらぎかいぐんたいさ)より委任(ゐにん)を受(う)けたる、電光艇(でんくわうてい)用(よう)の秘密藥品(ひみつやくひん)を買整(かひとゝの)へ、十二の樽(たる)に密封(みつぷう)して、今(いま)は特更(ことさら)に船(ふね)を艤裝(ぎさう)する必要(ひつえう)もなく