“盡処”の読み方と例文
新字:尽処
読み方割合
はずれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
果して彼は進み出て「アノ土地に住んで居ますか」余「ハイ彼の村の盡処はずれに昨年から住んで居ます」彼「名高い幽霊塔の中は御覧なさったでしょうね」
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
其処ですて、何しろ此の様な珍しい毒薬に、少しの間に二度も而も同じ家で出会わすとは余り不思議ですから充分手下に調べさせましたが、其の出所が分りました。此の村の盡処はずれ千艸屋ちぐさやと云って草花を
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)