“無盡藏”の読み方と例文
新字:無尽蔵
読み方割合
むじんざう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたま徃來わうらいとほるものは、無限むげん無數むすう無盡藏むじんざうで、けつして宗助そうすけ命令めいれいによつて、まることやすこともなかつた。らうとおもへばおもほど滾々こん/\としていてた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
無盡藏むじんざう自然しぜんふところから財貨ざいくわ百姓ひやくしやうかならず一あたへられるあき季節きせつれば、財貨ざいくわたもつたはたけ穗先ほさきこれねたむ一自然現象しぜんげんしやうたいしてつね戰慄せんりつしつゝかついた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)