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無盡藏
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むじんざう
ふりがな文庫
“
無盡藏
(
むじんざう
)” の例文
新字:
無尽蔵
頭
(
あたま
)
の
徃來
(
わうらい
)
を
通
(
とほ
)
るものは、
無限
(
むげん
)
で
無數
(
むすう
)
で
無盡藏
(
むじんざう
)
で、
決
(
けつ
)
して
宗助
(
そうすけ
)
の
命令
(
めいれい
)
によつて、
留
(
と
)
まる
事
(
こと
)
も
休
(
やす
)
む
事
(
こと
)
もなかつた。
斷
(
た
)
ち
切
(
き
)
らうと
思
(
おも
)
へば
思
(
おも
)
ふ
程
(
ほど
)
、
滾々
(
こん/\
)
として
湧
(
わ
)
いて
出
(
で
)
た。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
無盡藏
(
むじんざう
)
な
自然
(
しぜん
)
の
懷
(
ふところ
)
から
財貨
(
ざいくわ
)
が
百姓
(
ひやくしやう
)
の
手
(
て
)
に
必
(
かなら
)
ず一
度
(
ど
)
與
(
あた
)
へられる
秋
(
あき
)
の
季節
(
きせつ
)
に
成
(
な
)
れば、
其
(
そ
)
の
財貨
(
ざいくわ
)
を
保
(
たも
)
つた
田
(
た
)
や
畑
(
はたけ
)
の
穗先
(
ほさき
)
が
之
(
これ
)
を
嫉
(
ねた
)
む一
部
(
ぶ
)
の
自然現象
(
しぜんげんしやう
)
に
對
(
たい
)
して
常
(
つね
)
に
戰慄
(
せんりつ
)
しつゝ
且
(
かつ
)
泣
(
な
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
盡
部首:⽫
14画
藏
部首:⾋
17画
“無盡”で始まる語句
無盡