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男
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を
ふりがな文庫
“
男
(
を
)” の例文
人間の
才
(
さい
)
の
男
(
を
)
があつたからである。だが、社々では、人形か仮面かを使うた処が多い。遂に人形が主神と考へられる様にもなつた。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ここにその
御刀
(
みはかし
)
の
前
(
さき
)
に著ける血、
湯津石村
(
ゆついはむら
)
六
に
走
(
たばし
)
りつきて成りませる神の名は、
石拆
(
いはさく
)
の神。次に
根拆
(
ねさく
)
の神。次に
石筒
(
いはづつ
)
の
男
(
を
)
の神。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
男
(
を
)
ごころよ、ひたぶる恋ふと、下ふかく燃ゆる思の、えは堪へね、なほし堪ふると、遊びつつ、遊び彫りけむ、くるしくも
寂
(
さ
)
びつつ
寂
(
さ
)
びけむ、
外
(
と
)
には見せずも。
篁
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
櫻
(
さくら
)
の
花
(
はな
)
に
梅
(
うめ
)
が
香
(
か
)
とめて
柳
(
やなぎ
)
の
枝
(
えだ
)
にさく
姿
(
すがた
)
と、
聞
(
き
)
くばかりも
床
(
ゆか
)
しきを
心
(
こヽろ
)
にくき
獨
(
ひと
)
りずみの
噂
(
うはさ
)
、たつ
名
(
な
)
みやび
男
(
を
)
の
心
(
こヽろ
)
を
動
(
うご
)
かして、
山
(
やま
)
の
井
(
ゐ
)
のみづに
浮岩
(
あくが
)
るヽ
戀
(
こひ
)
もありけり
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
うつくしき
人
(
ひと
)
の、
葉柳
(
はやなぎ
)
の
蓑
(
みの
)
着
(
き
)
たる
忍姿
(
しのびすがた
)
を、
落人
(
おちうど
)
かと
見
(
み
)
れば、
豈
(
あに
)
知
(
し
)
らんや、
熱
(
あつ
)
き
情思
(
おもひ
)
を
隱顯
(
ちら/\
)
と
螢
(
ほたる
)
に
涼
(
すゞ
)
む。
君
(
きみ
)
が
影
(
かげ
)
を
迎
(
むか
)
ふるものは、たはれ
男
(
を
)
の
獺
(
をそ
)
か、あらず、
大沼
(
おほぬま
)
の
鯉
(
こひ
)
金鱗
(
きんりん
)
にして
鰭
(
ひれ
)
の
紫
(
むらさき
)
なる
也
(
なり
)
。
五月より
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
花に見ませ
王
(
わう
)
のごとくもただなかに
男
(
を
)
は
女
(
め
)
をつつむうるはしき
蕋
(
しべ
)
恋衣
(新字旧仮名)
/
山川登美子
、
増田雅子
、
与謝野晶子
(著)
「暁近くなりにけるなるべし、隣の家々、あやしき
賤
(
しづ
)
の
男
(
を
)
の声々めざましく、あはれ、いと寒しや、ことしこそ、なりはひに頼む所少く、田舎のかよひも思ひがけねば、いと心
細
(
ぼそ
)
けれ、
北殿
(
きたどの
)
こそ聞き給へや」
『新訳源氏物語』初版の序
(新字新仮名)
/
上田敏
(著)
かくも歌ひぬ、賤が
男
(
を
)
は、
柏
(
かしは
)
に河に。
リシダス
(旧字旧仮名)
/
ジョン・ミルトン
(著)
男
(
を
)
は
女
(
め
)
をつつむうるはしき蕊
婦人と文学
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
われら小さい
男
(
を
)
の子ぢや。
南蛮寺門前
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
男
(
を
)
もあらず
女
(
め
)
も
出
(
い
)
で
行
(
ゆ
)
きて
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
藻をかづき
勇魚
(
いさな
)
とる
男
(
を
)
は
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
浪に生れし
男
(
を
)
の子とて
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
天
(
あめ
)
の荒し
男
(
を
)
志奈都彦
(
しなつひこ
)
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
右の件、
八十禍津日
(
やそまがつび
)
の神より下、
速須佐
(
はやすさ
)
の
男
(
を
)
の命より前、十柱の神
一七
は、御身を滌ぎたまひしに因りて
生
(
あ
)
れませる神なり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
母を
虐
(
しひた
)
ぐるこの
男
(
を
)
の
子
(
こ
)
よしつくづくと父ははばかるをこの子は成しぬ
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
夢の浮世のぬめり
男
(
を
)
の
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
大海原
(
おほうなばら
)
に
男
(
を
)
のこらは
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
『あくがれ』
男
(
を
)
。』
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
水の上に滌ぎたまふ時に成りませる神の名は、
上津綿津見
(
うはつわたつみ
)
の神。次に
上筒
(
うはづつ
)
の
男
(
を
)
の命。この三柱の綿津見の神は、
阿曇
(
あづみ
)
の
連
(
むらじ
)
等が
祖神
(
おやがみ
)
と
齋
(
いつ
)
く神なり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
母を
虐
(
しひた
)
ぐるこの
男
(
を
)
の
子
(
こ
)
よしつくづくと父ははばかるをこの子は成しぬ
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
青萱原
尿
(
いばり
)
放つとこの
男
(
を
)
の
子
(
こ
)
父と竝ぶか早やいさぎよし
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
青萱原
尿
(
いばり
)
放つとこの
男
(
を
)
の
子
(
こ
)
父と竝ぶか早やいさぎよし
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
男
(
を
)
の
童
(
わらべ
)
父の杖とり
犇
(
ひし
)
とうつ霜柱しろし此の霜ばしら
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
男
(
を
)
の
童
(
わらべ
)
父の杖とり
犇
(
ひし
)
とうつ霜柱しろし此の霜ばしら
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“男(
男性
)”の解説
男性(だんせい、 el: Άνδρας、en: man)は、女性と対比されるヒト(人間)の性別。男の人。
一般的に「男性」という語は成人の男性に対して使うことが適当とされる。小児の場合は「男の子」や「男児」と言う呼称になる。
(出典:Wikipedia)
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“男”を含む語句
男女
男子
下男
男児
好男子
男衆
長男
荒男
美男
彼男
色男
女男
男色
童男
男振
大男
男神
男気
美男子
醜男
...