“男気”のいろいろな読み方と例文
旧字:男氣
読み方(ふりがな)割合
おとこけ50.0%
おとこぎ25.0%
おとこげ12.5%
おとこッけ12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“男気”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「この家に、男気おとこけはねえ筈だ、察するところ、関ヶ原くずれの宿なしだろう、下手な真似をすると、身の為にならねえぞ」
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孀暮やもめぐらしをしつけた人達は、田舎の旅舎へ来ても、淋しい男気おとこけのない様子に見えた。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「わっしも江戸へまいりましたら、偽紫にせむらさきに染まないで、その真っ赤な男気おとこぎッてところにあやかりたいものでございます」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「薄情というのか、男気おとこぎというものか。いくら目明しの居所知らずといっても、家や女房まで忘れてしまわなくってもよさそうなものだけれど……。ああ、考えまい、思いつめると今のように、他人の後ろ姿までにハッと動悸どうきを打ってしょうがありゃしない」
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
俗にいふ越後は八百八後家はっぴゃくやごけ、お辻がとこも女ぐらし、又海手うみての二階屋も男気おとこげなし、なつめのある内も
処方秘箋 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
や、素敵なものだと、のほうずな大声で、何か立派なのとそこいらの艶麗あでやかさに押魂消おったまげながら、男気おとこッけのない座敷だから、わっしだって遠慮をしました。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)