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裕福
ふりがな文庫
“裕福”の読み方と例文
読み方
割合
ゆうふく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうふく
(逆引き)
暮しは至って
裕福
(
ゆうふく
)
らしく、
男気
(
おとこけ
)
はなく、玉枝さんという若い小間使と二人きりで、お弟子衆の来るたびに、よく笛の音が洩れて参りました
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そんなわけで、もういよいよどこにも天皇におさからいする者がなくなって、天下は平らかに治まり、人民もどんどん
裕福
(
ゆうふく
)
になりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
そんな事を言ひ乍ら、家の中を念入りに見ましたが、ひどく
裕福
(
ゆうふく
)
らしいといふ外には、何の變つたところもなかつたのです。
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
裕福(ゆうふく)の例文をもっと
(10作品)
見る
裕
常用漢字
中学
部首:⾐
12画
福
常用漢字
小3
部首:⽰
13画
“裕”で始まる語句
裕
裕衣
裕助
裕吉
裕然
裕助兄
裕仁親王
“裕福”のふりがなが多い著者
和田万吉
イワン・ツルゲーネフ
甲賀三郎
鈴木三重吉
中里介山
谷崎潤一郎
夏目漱石
吉川英治
坂口安吾
野村胡堂