まな)” の例文
旧字:
十三世通天和尚つうてんわせうは、 霜台君さうたいくんの(謙信けんしんの事)親藉しんせきにて、高徳かうとくの聞えは今も口碑うはさにのこれり。 景勝君かげかつくんも此寺にものまなび玉ひしとぞ。
豊雄、七二ここに安倍あべ大人うしとまうすは、年来としごろ七三まなぶ師にてます。彼所かしこに詣づる便に、傘とりて帰るとて七四推して参りぬ。
いつか私は「まなびの家」と呼ばずに、これから「おぼえる家」にしようではないかと冗談まじりにいったことがあった。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
天才てんさいならばべつとして、まなぶには、うたうのも、らすのも、基礎きそとなる調子ちょうしからまなんで、練習れんしゅうが、たいへんなのだ。
しいたげられた天才 (新字新仮名) / 小川未明(著)
また、この旅のあいだに、スウェーデン各地の伝説でんせつや、おもしろい風俗ふうぞくや、ためになることをたくさんまなびます。
是非ぜひ一読いちどくして批評ひゝやうをしてくれと言つて百五六中まいも有る一冊いつさつ草稿そうかうわたしに見せたのでありました、の小説はアルフレツド大王だいわう事蹟じせき仕組しくんだもので文章ぶんしやう馬琴ばきんまなんで、実にく出来て
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
まずちょっとこんなふうに差別さべつされるようだが、近い周囲をあいまいにしてしょするということが、けっしてほこるべきことではなかろう。結局けっきょく主人は、花前にまなぶところがおおいなと考えた。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
もろ人が此処にきほひてまなびつるその時おもほゆ井戸ゐどをし見れば
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
ばからしい。悪童の如くまなを叛き去った。
乞食学生 (新字新仮名) / 太宰治(著)
みち一筋ひとすじまなびなば
県歌 信濃の国 (新字新仮名) / 浅井洌(著)
十三世通天和尚つうてんわせうは、 霜台君さうたいくんの(謙信けんしんの事)親藉しんせきにて、高徳かうとくの聞えは今も口碑うはさにのこれり。 景勝君かげかつくんも此寺にものまなび玉ひしとぞ。
これからなかはたらくものも、またうえ学校がっこうへいってまなぶものも、だい一にからだ大事だいじにして、いかなる試練しれんにも、覚悟かくごがなければならない。
中学へ上がった日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
老母よろこび迎へて、吾が子四五不才にて、まなぶ所時にあはず、四六青雲せいうんの便りを失ふ。ねがふは捨てずして伯氏あにたる教をほどこし給へ。赤穴拝していふ。四七大丈夫は義を重しとす。
民間みんかんにもこれをまなびて正月十五日正月にかざりたるものをあつめてもやす、これ左義長さぎちやうとて昔よりする事なり。これをさいの神まつりといふも古き事なり。
また、あるときはしらさぎにまじって、かぜに、そして、うみうえれて、どちらをても黒雲くろくもがわきたつようなに、なみって中空なかぞらにひるがえることをまなんだのです。
紅すずめ (新字新仮名) / 小川未明(著)
吾がまなぶ所について士に尋ねまゐらすべきむねあり。ねがふは明かに答へ給へかし。
民間みんかんにもこれをまなびて正月十五日正月にかざりたるものをあつめてもやす、これ左義長さぎちやうとて昔よりする事なり。これをさいの神まつりといふも古き事なり。
いや、おおいにまなぶべきことだよ。たまえ、こんなところにもありがいるじゃないか。
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)
破笠一に笠翁また卯観ばうくわん子、夢中庵むちゆうあん等の号あり。を一蝶にまなび、俳諧は其角を師とす。余が蔵する画幅に延享三年丙寅仲春夢中庵笠翁八十有四ふでとあり。
しかし、れいちゃんは、詩人しじんよ。詩人しじんは、書物しょもつからでなく、自然しぜんからまなぶというはなし
金歯 (新字新仮名) / 小川未明(著)
破笠一に笠翁また卯観ばうくわん子、夢中庵むちゆうあん等の号あり。を一蝶にまなび、俳諧は其角を師とす。余が蔵する画幅に延享三年丙寅仲春夢中庵笠翁八十有四ふでとあり。
また、どういうときに、自分じぶんねなければならぬかということをまなびました。
魚と白鳥 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おつは、どうかして、こう秘術ひじゅつまなべぬものかとおもいました。
二人の軽業師 (新字新仮名) / 小川未明(著)
まなぶべきことかもしれないな。」
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)