“事蹟”の読み方と例文
読み方割合
じせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百何十年かった今となっては、功業の跡、夢の如くせて、その事蹟じせきは、ドラゴン退治の伝説の英雄となんの選ぶところがない。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
あれこそはひとりこの御夫婦ごふうふだいかざる、もっとうつくしい事蹟じせきであるばかりでなく、また日本にほん歴史れきしなかでのりの美談びだんぞんじます。
もちろん義経の事蹟じせき、ことに屋島やしまだんうら高館たかだて等、『義経記』や『盛衰記』に書いてあることを、あの書をそらで読む程度に知っていたので
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)