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美談
あれこそはひとりこの
御夫婦の
御一
代を
飾る、
尤も
美しい
事蹟であるばかりでなく、
又日本の
歴史の
中での
飛び
切りの
美談と
存じます。
剥れしかば天も
漸々受納有てや是より
雨降出して三日三晩
小止なく因て草木も
緑の色を生ぜしとかや趙氏が妻とお菊が孝心は和漢一
對の
美談と
謂つべし
氏の
挙動も政府の
処分も共に天下の一
美談にして
間然すべからずといえども、氏が
放免の
後に更に
青雲の志を起し、新政府の
朝に立つの一段に至りては