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美談
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びだん
ふりがな文庫
“
美談
(
びだん
)” の例文
あれこそはひとりこの
御夫婦
(
ごふうふ
)
の
御
(
ご
)
一
代
(
だい
)
を
飾
(
かざ
)
る、
尤
(
もっと
)
も
美
(
うつく
)
しい
事蹟
(
じせき
)
であるばかりでなく、
又
(
また
)
日本
(
にほん
)
の
歴史
(
れきし
)
の
中
(
なか
)
での
飛
(
と
)
び
切
(
き
)
りの
美談
(
びだん
)
と
存
(
ぞん
)
じます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
剥
(
はが
)
れしかば天も
漸々
(
やう/\
)
受納
(
じゆなふ
)
有てや是より
雨
(
あめ
)
降
(
ふり
)
出して三日三晩
小止
(
こやみ
)
なく因て草木も
緑
(
みどり
)
の色を生ぜしとかや趙氏が妻とお菊が孝心は和漢一
對
(
つゐ
)
の
美談
(
びだん
)
と
謂
(
いつ
)
つべし
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
氏の
挙動
(
きょどう
)
も政府の
処分
(
しょぶん
)
も共に天下の一
美談
(
びだん
)
にして
間然
(
かんぜん
)
すべからずといえども、氏が
放免
(
ほうめん
)
の
後
(
のち
)
に更に
青雲
(
せいうん
)
の志を起し、新政府の
朝
(
ちょう
)
に立つの一段に至りては
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
從
(
したが
)
つて、
其
(
そ
)
の
頃
(
ころ
)
の
巷談
(
こうだん
)
には、
車夫
(
くるまや
)
の
色男
(
いろをとこ
)
が
澤山
(
たくさん
)
あつた。
一寸
(
ちよつと
)
岡惚
(
をかぼれ
)
をされることは、やがて
田舍
(
ゐなか
)
まはりの
賣藥行商
(
ばいやくぎやうしやう
)
、
後
(
のち
)
に
自動車
(
じどうしや
)
の
運轉手
(
うんてんしゆ
)
に
讓
(
ゆづ
)
らない。
立志
(
りつし
)
美談
(
びだん
)
車夫
(
しやふ
)
の
何
(
なん
)
とかがざらにあつた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
發顯
(
みあらはす
)
こと忠相ぬしの外能く
凡庸
(
よのつね
)
の奉行の爲し得可きことにあらねば傳へて
美談
(
びだん
)
となす物から又聞く所ろに依ば彼天一坊なる者は實に吉宗ぬしの
落胤
(
らくいん
)
に相違なく將軍未だ紀州に在るとき
侍女
(
じぢよ
)
と
轉
(
まろ
)
び
寢
(
ね
)
の
夢
(
ゆめ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“美談”の意味
《名詞》
美しい話。聞く人を感心させる、立派な行いについての話。
(出典:Wiktionary)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
談
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
“美”で始まる語句
美
美味
美貌
美濃
美人
美作
美事
美麗
美女
美々