『中学へ上がった日（ちゅうがくへあがったひ）』

毎日いっしょに勉強をしたり、また遊んだりしたお友だちと別れる日がきました。今日は卒業式であります。式の後で、男の生徒たちは、笑ったり、お菓子を食べたり、お茶を飲んだりしましたけれど、女の生徒たちは、さすがに悲しみが胸につかえるとみえて、だれ …

著者	小川未明
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	「台湾日日新報」1939（昭和14）年4月16日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約5分（500文字/分）
朗読目安時間	約8分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

止（ど） 上（あ） 後（ご） 上（うえ） 勝（か） 本（ほん） 中（なか） 事件（じけん） 人（にん） 今日（きょう） 体（からだ） 入（はい） 出（だ） 室（しつ） 家（いえ） 左（ひだり） 式（しき） 彼（かれ） 我（わ） 打（う） 日本（にっぽん） 横顔（よこがお） 精神（せいしん） 見返（みかえ） 起（お） 門（もん） 音（おと） 顔（がお） 一人（ひとり） 下（した） 不幸（ふこう） 世（よ） 中学（ちゅうがく） 二人（ふたり） 人間（にんげん） 仲間（なかま） 働（はたら） 僕（ぼく） 元気（げんき） 先生（せんせい） 免状（めんじょう） 入学（にゅうがく） 出（で） 別（わか） 前（まえ） 勉強（べんきょう） 卒業（そつぎょう） 及第（きゅうだい） 友（とも） 口（くち） 右（みぎ） 同（おな） 向（む） 君（きみ） 哲夫（てつお） 問題（もんだい） 国（くに） 声（こえ） 変（か） 大（おお） 大事（だいじ） 女（おんな） 姉（ねえ） 姿（すがた） 子（こ） 子供（こども） 学（まな） 学期（がっき） 学校（がっこう） 宮田（みやた） 家（うち） 少年（しょうねん） 帰（かえ） 平気（へいき） 幾（いく） 底（そこ） 廊下（ろうか） 引（ひ） 弱（よわ） 弱々（よわよわ） 当日（とうじつ） 待（ま） 後（あと） 微笑（ほほえ） 心配（しんぱい） 忘（わす） 思（おも） 悲（かな） 感（かん） 手（て） 押（お） 拾（ひろ） 拾銭（じっせん） 持（も） 振（ふ） 控（ひか） 放（はな） 方（かた） 日（ひ） 日本（にほん）