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きようつう
ふりがな文庫
“
共通
(
きようつう
)” の例文
併
(
しか
)
し、
性
(
せい
)
の
上
(
うへ
)
の
共通
(
きようつう
)
といふ
事
(
こと
)
が、
果
(
は
)
たして、
思想
(
しさう
)
や
感情
(
かんじやう
)
の
共通
(
きようつう
)
といふ
事
(
こと
)
よりも、
重大
(
ぢうだい
)
な
影響
(
えいきやう
)
があるかどうか
疑問
(
ぎもん
)
である。
読書の態度
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
相當
(
さうたう
)
に
資産
(
しさん
)
のある
東京
(
とうきやう
)
ものゝ
子弟
(
してい
)
として、
彼等
(
かれら
)
に
共通
(
きようつう
)
な
派出
(
はで
)
な
嗜好
(
しかう
)
を
學生
(
がくせい
)
時代
(
じだい
)
には
遠慮
(
ゑんりよ
)
なく
充
(
み
)
たした
男
(
をとこ
)
である。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
これはわが
國
(
くに
)
にてはいかなる
寒村
(
かんそん
)
僻地
(
へきち
)
にも
普及
(
ふきゆう
)
してゐる
注意事項
(
ちゆういじこう
)
であるが、かような
地割
(
ぢわ
)
れの
開閉
(
かいへい
)
に
關
(
かん
)
する
恐怖
(
きようふ
)
は
世界
(
せかい
)
の
地震地方
(
ぢしんちほう
)
に
共通
(
きようつう
)
なものだといつてよい
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
偶然
(
ぐうぜん
)
に
起
(
おこ
)
つた
彼
(
かれ
)
の
破廉耻
(
はれんち
)
な
行爲
(
かうゐ
)
が
俄
(
にはか
)
に
村落
(
むら
)
の
耳目
(
じもく
)
を
聳動
(
しようどう
)
しても、
兎
(
と
)
にも
角
(
かく
)
にも一
家
(
か
)
を
處理
(
しより
)
して
行
(
ゆ
)
かねばならぬ
凡
(
すべ
)
ての
者
(
もの
)
は、
彼等
(
かれら
)
に
共通
(
きようつう
)
な
聞
(
き
)
きたがり
知
(
し
)
りたがる
性情
(
せいじやう
)
に
驅
(
か
)
られつゝも
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
即
(
すなは
)
ち、
一錢銅貨
(
いつせんどうくわ
)
五十餘枚
(
ごじふよまい
)
を、ざらりと
一側
(
ひとかは
)
ならびに、
細
(
ほそ
)
い、
青
(
あを
)
い、
小
(
ちひ
)
さい
蝦蟇口
(
がまぐち
)
を
用意
(
ようい
)
して、
小口
(
こぐち
)
から、「さあ、さあ、お
剩錢
(
つり
)
を。」——これは、
以來
(
いらい
)
、九九九
會
(
くわい
)
の
常備
(
じやうび
)
共通
(
きようつう
)
の
具
(
ぐ
)
と
成
(
な
)
つて
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
limited to no place, country, or group of individuals bu common to all(
如何
(
いか
)
なる
場所
(
ばしよ
)
、
國
(
くに
)
、
又
(
また
)
は
個人
(
こじん
)
の
集團
(
しふだん
)
にも
制限
(
せいげん
)
されず、
其
(
そ
)
の一
切
(
さい
)
に
共通
(
きようつう
)
なる)
桜と狆と愛国心:コスモポリタンの心理
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
成
(
な
)
る
程
(
ほど
)
婦人
(
ふじん
)
といふ
限
(
かぎ
)
りでは、ジヤン・ダークも、ナイチンゲールも、
良婦之友
(
りやうふのとも
)
の
愛讀者
(
あいどくしや
)
も、
共通
(
きようつう
)
なのには
違
(
ちが
)
ひない。
読書の態度
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
貴方
(
あなた
)
そんな
所
(
ところ
)
へ
寐
(
ね
)
ると
風邪
(
かぜ
)
引
(
ひ
)
いてよ」と
細君
(
さいくん
)
が
注意
(
ちゆうい
)
した。
細君
(
さいくん
)
の
言葉
(
ことば
)
は
東京
(
とうきやう
)
の
樣
(
やう
)
な、
東京
(
とうきやう
)
でない
樣
(
やう
)
な、
現代
(
げんだい
)
の
女學生
(
ぢよがくせい
)
に
共通
(
きようつう
)
な
一種
(
いつしゆ
)
の
調子
(
てうし
)
を
持
(
も
)
つてゐる。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼女
(
かのぢよ
)
は
多數
(
たすう
)
の
文明人
(
ぶんめいじん
)
に
共通
(
きようつう
)
な
迷信
(
めいしん
)
を
子供
(
こども
)
の
時
(
とき
)
から
持
(
も
)
つてゐた。けれども
平生
(
へいぜい
)
は
其
(
その
)
迷信
(
めいしん
)
が
又
(
また
)
多數
(
たすう
)
の
文明人
(
ぶんめいじん
)
と
同
(
おな
)
じ
樣
(
やう
)
に、
遊戲的
(
いうぎてき
)
に
外
(
そと
)
に
現
(
あら
)
はれる
丈
(
だけ
)
で
濟
(
す
)
んでゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
共
常用漢字
小4
部首:⼋
6画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“共”で始まる語句
共
共謀
共々
共棲
共鳴
共同
共稼
共白髪
共産党青年
共力