新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
昔ローマでは、女子が弁護士業を営むのを公許したことがあって、ホルテンシア(Hortensia)、アマシア(Amasia)などという錚々たる者もあったとか。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
しかも舞台に上ると自然愛嬌が出て柔和に見え、人違いのする多年修養の功、晩年は病弱のため不遇に終ったが、斯界第一の故実家で門人にも、野間、小早川その他の錚々たる連中があった。
「うむ、はじめてだ。本田っていうんだ。五年の錚々たる人物だよ。」
次郎物語:04 第四部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
またもや剣を取っては錚々たるひとりの同志を、まるで流れ矢にでも当たったように他愛なく射殺したのだから月輪の剣連、瞬間、栄三郎をも泰軒をも忘れて、ひとしく驚愕と畏怖にたじろいだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「ええ、そう、だけどあれでもアルゲマイネ・ゲゼルシャフトの錚々たる社員だわ。あの人とゼネラル・エレクトリックのクリーバーって社員とは、それやいつも熱心よ。あたし、今夜はフィルゼルと逢ったら、すぐクリーバーとも逢わなくちゃならないの。」
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その心理を、後世裁判精神病理学の錚々たる連中が何故引用しないのだろうと、僕はすこぶる不審に思っているくらいなんだよ。ところで、この場合は、すこぶる妖術的な共鳴現象を思いついたのだ。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その人ならば、思い違いをしたおかしい話があると、なんでも浜子さんが十五、六の時分ではなかったのでしょうか、錚々たる歌人たちを歌会を開いて招いたときの話で
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
大菩薩峠:30 畜生谷の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)