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『千早館の迷路』
ふりがな文庫
『
千早館の迷路
(
ちはやかんのめいろ
)
』
やがて四月の声を聞こうというのに、寒さはきびしかった。夜が更けるにつれて胴慄いが出て来たので、帆村荘六は客の話をしばらく中絶して貰って、裏庭までそだを取りに行った。 やがて彼は一抱えのそだを持って、この山荘風の応接室に戻って来た。しばらく使 …
著者
海野十三
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「ロック 増刊 探偵小説傑作選」1947(昭和22)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約50分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間24分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
睨
(
うかが
)
触
(
さ
)
円
(
つぶ
)
面
(
おも
)
緩
(
ゆるや
)
縁
(
えにし
)
凍
(
こお
)
葺
(
ぶ
)
填
(
つ
)
黙
(
もく
)
脆
(
ひざまず
)
停
(
とま
)
八幡
(
やわた
)
伴
(
とも
)
亀裂
(
きれつ
)
憂
(
うれ
)
積
(
つ
)
地鳴
(
じな
)
答申
(
とうしん
)
縋
(
すが
)
繁
(
しげ
)
耽
(
ふけ
)
緑青
(
ろくしょう
)
綴
(
つづ
)
絨毯
(
じゅうたん
)
紛々
(
ふんぷん
)
粋月
(
すいげつ
)
皺枯
(
しわが
)
竦
(
すく
)
稀
(
まれ
)
短冊
(
たんざく
)
眩
(
まぶ
)
燐寸
(
マッチ
)
錆
(
さび
)
黴
(
かび
)
麗
(
うるわ
)
麓
(
ふもと
)
面憎
(
つらにく
)
雪崩
(
なだれ
)
阿魔
(
あま
)
阻
(
はば
)
鎮
(
しず
)
錚々
(
そうそう
)
肚
(
はら
)
鋏
(
はさみ
)
釦
(
ボタン
)
蝙蝠
(
こうもり
)
藪
(
やぶ
)
薦
(
すす
)
蓬
(
よもぎ
)
臙脂
(
えんじ
)
脱
(
ぬ
)
胴慄
(
どうぶる
)
呆然
(
ぼうぜん
)
崩
(
くず
)
奏楽
(
そうがく
)
塑像
(
そぞう
)
噤
(
つぐ
)
嗚咽
(
おえつ
)
喘
(
あえ
)
啜
(
すす
)
唸
(
うな
)
唐紅
(
からくれない
)
周章
(
あわ
)
嵌
(
は
)
呀
(
あ
)
取澄
(
とりすま
)
厳
(
いか
)
千早
(
ちはや
)
別嬪
(
べっぴん
)
停
(
と
)
促
(
うなが
)
仮眠
(
うたたね
)
亡骸
(
なきがら
)
亙
(
わた
)
擒
(
とりこ
)
獅噛
(
しが
)
猟
(
あさ
)
爪先
(
つまさき
)
点
(
つ
)
漬
(
つ
)
洋杖
(
ステッキ
)
沸
(
わ
)
欹
(
そばだ
)
暖炉
(
だんろ
)
斃
(
たお
)
瑠璃
(
るり
)
搦
(
から
)
掴
(
つか
)
担
(
かつ
)
憩
(
いこ
)
愕
(
おどろ
)
悪
(
わる
)
恃
(
たの
)
怨霊
(
おんりょう
)
応
(
こた
)