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唐紅
ふりがな文庫
“唐紅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
からくれない
85.7%
からくれなゐ
7.1%
とうべに
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からくれない
(逆引き)
猩々緋
(
しょうじょうひ
)
のような
唐紅
(
からくれない
)
に彩られそめたとおもったら、向こう河岸で仕掛花火の
眉間尺
(
みけんじゃく
)
がクルクルクルクル廻りだしていた(下略)。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
唐紅(からくれない)の例文をもっと
(12作品)
見る
からくれなゐ
(逆引き)
その言葉の終りは
唐紅
(
からくれなゐ
)
の血となりて初花の鼻と唇より迸り出づる。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
唐紅(からくれなゐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
とうべに
(逆引き)
毛氈
(
もうせん
)
の赤い色、
毛布
(
けっと
)
の青い色、風呂敷の黄色いの、
寂
(
さみ
)
しい
媼
(
ばあ
)
さんの鼠色まで、フト
判然
(
はっきり
)
と
凄
(
すご
)
い星の下に、漆のような夜の中に、淡い
彩
(
いろどり
)
して顕れると、
商人連
(
あきゅうどれん
)
はワヤワヤと動き出して、
牛鍋
(
ぎゅうなべ
)
の
唐紅
(
とうべに
)
も
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
唐紅(とうべに)の例文をもっと
(1作品)
見る
“唐紅”の意味
《名詞》
(とうべに)赤色を示すトリフェニルメタン系塩基性染料である「フクシン」のこと。
(からくれない)べにばな。また、べにばなの花のような濃い紅色。
(出典:Wiktionary)
“唐紅”の解説
唐紅、韓紅(からくれない)とは、濃い紅色のことで、深紅の色を指す。別名、韓紅花とも呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
色の漢字
鼠色
黒
黄色
黄緑
黄櫨染
黄
鶯茶
鶯色
鴇色
鳶色
鬱金色
韓紅
青竹色
青
雄黄
雀色
鈍色
路考茶
赤
象牙色
...
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