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地鳴
ふりがな文庫
“地鳴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じなり
42.9%
じな
14.3%
ちな
14.3%
ぢな
14.3%
ぢなり
14.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じなり
(逆引き)
地鳴
(
じなり
)
が
轟
(
ごう
)
として、ぱっと
一条
(
ひとすじ
)
の
焔
(
ほのお
)
を吐くと、峰の松が、
颯
(
さっ
)
とその中に映って、三丈ばかりの
真黒
(
まっくろ
)
な
面
(
つら
)
が出た、
真正面
(
まっしょうめん
)
へ、はた、と留まったように見えて、ふっと尾が消える。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
地鳴(じなり)の例文をもっと
(3作品)
見る
じな
(逆引き)
「あ、気のせいだろうか。
地鳴
(
じな
)
りがしたようだが……。春部さん、あなたは今、地鳴りを聞きませんでしたか、地鳴りでなければ、エンジンの
唸
(
うな
)
りを……」
千早館の迷路
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
地鳴(じな)の例文をもっと
(1作品)
見る
ちな
(逆引き)
地震
(
ぢしん
)
が
十分
(
じゆうぶん
)
に
近
(
ちか
)
く
起
(
おこ
)
つた
場合
(
ばあひ
)
は、
一秒間
(
いちびようかん
)
に
數十回
(
すうじつかい
)
若
(
も
)
しくばそれ
以上
(
いじよう
)
の
往復振動
(
おうふくしんどう
)
が
現
(
あらは
)
れて
來
(
く
)
るが、それは
單
(
たん
)
に
地鳴
(
ちな
)
りとしてわれ/\の
聽覺
(
ちようかく
)
に
感
(
かん
)
ずるのみであつて
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
地鳴(ちな)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ぢな
(逆引き)
即
(
すなは
)
ち
振動
(
しんどう
)
緩
(
かん
)
なるときは
震原
(
しんげん
)
が
遠
(
とほ
)
いことを
想像
(
そう/″\
)
するが、
反對
(
はんたい
)
に
振動
(
しんどう
)
が
急
(
きゆう
)
なときは
震原
(
しんげん
)
はわれわれに
近
(
ちか
)
いことゝ
判斷
(
はんだん
)
する。
又
(
また
)
地震
(
ぢしん
)
と
同時
(
どうじ
)
に、
或
(
あるひ
)
はこれを
感
(
かん
)
ずる
前
(
まへ
)
に
地鳴
(
ぢな
)
りを
聞
(
き
)
くこともある。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
地鳴(ぢな)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぢなり
(逆引き)
其聲は、恰も地震の間際に聞えるゴウと云ふ
地鳴
(
ぢなり
)
に似て、低い、
澤
(
つや
)
のない聲ではあつたが、恐ろしい力が籠つて居た。女は眼を圓くして渠を仰いだが、何とも云はぬ。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
地鳴(ぢなり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“地鳴”の意味
《名詞》
地鳴り。
(出典:Wiktionary)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
“地”で始まる語句
地
地面
地方
地上
地獄
地震
地下
地主
地平線
地味
“地鳴”のふりがなが多い著者
今村明恒
石川啄木
泉鏡花
海野十三
太宰治