“ぢなり”の漢字の書き方と例文
語句割合
地鳴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其聲は、恰も地震の間際に聞えるゴウと云ふ地鳴ぢなりに似て、低い、つやのない聲ではあつたが、恐ろしい力が籠つて居た。女は眼を圓くして渠を仰いだが、何とも云はぬ。
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)