“樺山”の読み方と例文
読み方割合
かばやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
韓山かんざんの風雲はいよいよ急に、七げつの中旬廟堂びょうどうの議はいよいよ清国しんこくと開戦に一決して、同月十八日には樺山かばやま中将新たに海軍軍令部長に補せられ
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
下士官や婦人達が、樺山かばやま参謀を呼び出して訴えているのである。将軍の夫人玖満子くまこがどこを探しても見当らない。
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
樺山かばやま伯、牧野男、有馬伯、佐竹子などは呂昇贔屓の錚々そうそうたる顔ぶれであり、実業家や金満家には添田寿一そえだじゅいち氏、大倉喜八郎氏、千葉松兵衛氏、福沢捨次郎氏
豊竹呂昇 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)