“長束”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なつか50.0%
ながつか33.3%
ながづか16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西軍石田三成以下、小西、小早川、毛利、長束なつか、安国寺、長曾我部、浮田、大谷——などの八万——或いは十余万とも号している大軍の陣営である。
大谷刑部 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
収録されている古文書の写しなども、太閤時代の長束ながつか正家という人に関するものなどは、本物らしいが、他はどうも疑わしいものが多い。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
こうして、このかなり物々しい一行は六角堂を乗出して、真直ぐに北へ行けば一宮から岐阜へ出る街道を、左に取って、長束ながづかから稲葉伝いの大垣街道を打たせるのです。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)