トップ
>
確信
>
かくしん
ふりがな文庫
“
確信
(
かくしん
)” の例文
其
(
そ
)
の
日
(
ひ
)
は
栗
(
くり
)
の
木
(
き
)
に
懸
(
か
)
けた
大根
(
だいこ
)
の
動
(
うご
)
かぬ
程
(
ほど
)
穩
(
おだや
)
かな
日
(
ひ
)
であつた。お
品
(
しな
)
は
此
(
こ
)
の
分
(
ぶん
)
で
行
(
ゆ
)
けば
一枚紙
(
いちまいがみ
)
を
剥
(
は
)
がすやうに
快
(
こゝろ
)
よくなることゝ
確信
(
かくしん
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
既
(
すで
)
に衣服とするに足る織り物有り、土偶又織り物の痕を有す、余は
少
(
すくな
)
くともコロボツクルの衣服の或る物は織り物を以て
作
(
つく
)
りたりと
確信
(
かくしん
)
す。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
又
(
また
)
一
方
(
ぱう
)
から
考
(
かんが
)
へると
國民
(
こくみん
)
の一
致
(
ち
)
協力
(
けふりよく
)
が
經濟上
(
けいざいじやう
)
に
如何
(
いか
)
なる
結果
(
けつくわ
)
を
齎
(
もたら
)
すものであるかと
云
(
い
)
ふ一つの
經驗
(
けいけん
)
と
確信
(
かくしん
)
が
得
(
え
)
られたのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
かれが
行動
(
こうどう
)
の
確信
(
かくしん
)
あるがごとくにして、その
確信
(
かくしん
)
の
底
(
そこ
)
がぬけているところ、かれが変人たるゆえんではあるが、しかしながらかれは
確信
(
かくしん
)
という
自覚
(
じかく
)
があるかどうか
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
けれど、
私
(
わたくし
)
は
常
(
つね
)
に
確信
(
かくしん
)
して
居
(
ゐ
)
ます、
天
(
てん
)
には
一種
(
いつしゆ
)
の
不思議
(
ふしぎ
)
なる
力
(
ちから
)
があつて、
身
(
み
)
も
心
(
こゝろ
)
も
美
(
うつ
)
くしき
人
(
ひと
)
は、
屡々
(
しば/″\
)
九死
(
きゆうし
)
の
塲合
(
ばあひ
)
に
瀕
(
ひん
)
しても、
意外
(
いぐわい
)
の
救助
(
すくひ
)
を
得
(
う
)
る
事
(
こと
)
のあるものです。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
此地震史上
(
このぢしんしじよう
)
の
大事件
(
だいじけん
)
の
舞臺
(
ぶたい
)
が
未開
(
みかい
)
の
土地
(
とち
)
であるだけに、
記事
(
きじ
)
に
確信
(
かくしん
)
を
置
(
お
)
くわけにも
行
(
ゆ
)
かないが
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
正が
確信
(
かくしん
)
をもっていうと、小ツルもまけようとしない。同じように正の口まねで
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
心機一転
(
しんきいってん
)
ということもあるから、
朗
(
たから
)
かに
奮闘
(
ふんとう
)
的な気持ちになれるよう、思い切って生活を
革新
(
かくしん
)
するとか、強い
刺撃
(
しげき
)
を与えて心境を変化させるとか、妻自身
確信
(
かくしん
)
と元気を持って
助勢
(
じょせい
)
するがいい。
良人教育十四種
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
『あァ!それならお
前
(
まへ
)
のは
眞個
(
ほんとう
)
に
善
(
よ
)
い
學校
(
がくかう
)
ではなかつたのだ』と
海龜
(
うみがめ
)
は
大
(
だい
)
なる
確信
(
かくしん
)
を
以
(
もつ
)
て、『
今
(
いま
)
私
(
わたし
)
どもの
方
(
はう
)
では
其麽
(
そんな
)
ものは
皆
(
みん
)
な
課目表
(
くわもくへう
)
の
終
(
をは
)
りにある、「
佛蘭西語
(
フランスご
)
や、
音樂
(
おんがく
)
や、それから
洗濯
(
せんだく
)
——
其他
(
そのた
)
」』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
日本
(
にほん
)
の
經濟界
(
けいざいかい
)
に
急激
(
きふげき
)
な
變化
(
へんくわ
)
を
與
(
あた
)
へるやうなことをせずとも
必
(
かなら
)
ず
濟
(
す
)
む、と
斯
(
か
)
う
云
(
い
)
ふことの
確信
(
かくしん
)
を
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
花前は一
面
(
めん
)
あわれむべき人間には
相違
(
そうい
)
ないが、主人も花前を見るにつけ、みずからかえりみると、
確信
(
かくしん
)
なきわが生活の、
精神上
(
せいしんじょう
)
にその
日暮
(
ひぐ
)
らしである
恥
(
は
)
ずかしさをうち消すことができなかった。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
北海道に於けるコロボックルの住居の竪穴たりし事は
確信
(
かくしん
)
して可なり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
一
年
(
ねん
)
經
(
た
)
ち二
年
(
ねん
)
經
(
た
)
つ
中
(
うち
)
には
日本
(
にほん
)
の
經濟界
(
けいざいかい
)
の
基礎
(
きそ
)
は
安固
(
あんこ
)
のものになると
云
(
い
)
ふことを
確信
(
かくしん
)
して
疑
(
うたが
)
はぬのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
余は
責任者
(
せきにんしや
)
が讀者に對して
謝
(
しや
)
する所有る可しと
確信
(
かくしん
)
す。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
確
常用漢字
小5
部首:⽯
15画
信
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
“確”で始まる語句
確
確乎
確然
確実
確固
確執
確率
確定
確證
確實