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生
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あ
ふりがな文庫
“
生
(
あ
)” の例文
右の件、
八十禍津日
(
やそまがつび
)
の神より下、
速須佐
(
はやすさ
)
の
男
(
を
)
の命より前、十柱の神
一七
は、御身を滌ぎたまひしに因りて
生
(
あ
)
れませる神なり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
東の京に住む君は、西なる京なつかしと
思
(
おぼ
)
さぬにてはあらざりき。父の帝の眠ります西の京、
其処
(
そこ
)
に
生
(
あ
)
れまし十六まで
育
(
そだ
)
ち玉ひし西の京、君に忘られぬ西の京。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
その以前に、前の玉日の前とのあいだに
生
(
あ
)
げた一つぶ
種
(
だね
)
の
範意
(
はんい
)
は、京都で、父の顔を知らずに亡くなってしまったけれど——とにかく彼は今、一個の家庭の父としても幸福であった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
生
(
あ
)
れましてたぐひなく
坐
(
ま
)
す此の
皇子
(
みこ
)
の我が大皇子ぞただち日嗣の宮
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
いささかはさびしきことの
生
(
あ
)
れ来れど晴れし秋空
獄窓
(
まど
)
にたのしむ
遺愛集:02 遺愛集
(新字新仮名)
/
島秋人
(著)
▼ もっと見る
秋づくといまだいはぬに
生
(
あ
)
れいでて我が足もとに逃ぐるこほろぎ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
長子と
生
(
あ
)
れしクロニオーン、その知は特にすぐれたり。 355
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
幾萬年人
生
(
あ
)
れ繼ぎて
築
(
きづ
)
きてしバベルの塔の崩れむ日はも
和歌でない歌
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
いさゝ波
生
(
あ
)
れも出でねと
高天
(
たかあめ
)
ゆ光はちゞにふれり光は
芥川竜之介歌集
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
なごやかにしてあらんとき、人みなは
生
(
あ
)
れしながらの
山羊の歌
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
葉染
(
はぞめ
)
の
姫
(
ひめ
)
に
見
(
み
)
ぞ
婚
(
あ
)
ひて、
生
(
あ
)
れにし
汝
(
いまし
)
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
とことはにおのづから
生
(
あ
)
れ
出
(
い
)
でて
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
生
(
あ
)
れまさむ
吾
(
あが
)
御子
(
みこ
)
益荒男
(
ますらを
)
ならば
独絃哀歌
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
草に
生
(
あ
)
れ土に
生
(
あ
)
れたる虫の声
七百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
いづくにもふたゝび
生
(
あ
)
れん
疾中
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
胎
(
たい
)
より
生
(
あ
)
るる
子
(
こ
)
はあらむ。
薄紗の帳
(旧字旧仮名)
/
ステファヌ・マラルメ
(著)
生
(
あ
)
れまさむ 来世を待ちね
髪切虫
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
今日
生
(
あ
)
れましぬ。
ユダヤ人のブナの木:山深きヴェストファーレンの風俗画
(旧字新仮名)
/
ドロステ=ヒュルスホフアネッテ・フォン
(著)
高光る
日嗣
(
ひつぎ
)
の
皇子
(
みこ
)
厩戸
(
うまやど
)
の
聖
(
ひじり
)
の
王
(
おほぎみ
)
険
(
けは
)
し世に
生
(
あ
)
れましまして はらからと
憑
(
たの
)
む
臣
(
おみ
)
らが 由々しくも 惑へるなかに いかさまに 嘆きませるか
畏
(
かしこ
)
くも 斑鳩の里 うち日さす
宮居
(
みやい
)
さだめて 飛ぶ鳥の
明日香
(
あすか
)
のみ代ゆ あかつきの 道うちひらくと 夢殿に ひとりこもらせ 夕されば
法
(
のり
)
のきはみを
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
「
僕
(
あ
)
は、降りなむ
裝束
(
よそひ
)
せし
間
(
ほど
)
に、子
生
(
あ
)
れましつ。名は
天邇岐志國邇岐志
(
あめにぎしくににぎし
)
天
(
あま
)
つ
日高日子番
(
ひこひこほ
)
の
邇邇藝
(
ににぎ
)
の命、この子を降すべし」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
あまつさえ、やがて、皇子が
生
(
あ
)
げらるるや、ただちに
冊
(
さく
)
して皇太子にたて、そのわずかに四歳の幼児をもって、白河は、鳥羽天皇の御意志をまげて、その御位を譲るように強い給うた。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
生
(
あ
)
れましてたぐひなく
坐
(
ま
)
す此の
皇子
(
みこ
)
の我が大皇子ぞただち日嗣の宮
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
朝あけのガラスの色をみつめつつ悔いより
生
(
あ
)
るる寂しさに耐ふ
遺愛集:02 遺愛集
(新字新仮名)
/
島秋人
(著)
山たかく河
大
(
おほ
)
いなる国原に
生
(
あ
)
れしをさなごことほぐわれは
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
神より
生
(
あ
)
れしオヂュシュウス、なんぢ智謀に富めるもの
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
葉染の姫に見ぞ
婚
(
あ
)
ひて
生
(
あ
)
れにし
汝
(
いまし
)
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
西なる
京
(
きやう
)
に君は
生
(
あ
)
れましき。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
御子
(
みこ
)
生
(
あ
)
れまさずば
ユダヤ人のブナの木:山深きヴェストファーレンの風俗画
(旧字新仮名)
/
ドロステ=ヒュルスホフアネッテ・フォン
(著)
兒
(
こ
)
や
生
(
あ
)
るる、——
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
ここに答へて白さく、「今火の
稻城
(
いなぎ
)
を燒く時に、
火
(
ほ
)
中に
生
(
あ
)
れましつ。かれその御名は、
本牟智和氣
(
ほむちわけ
)
七
の
御子
(
みこ
)
とまをすべし」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ほかならぬ子らを思へばかへる子もしじに
生
(
あ
)
れつつ水に
搖
(
ゆ
)
れ
出
(
で
)
ぬ
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
微笑みのおのずと
生
(
あ
)
るる愛しさを幸の極みと生きて
悟
(
し
)
り得る
遺愛集:02 遺愛集
(新字新仮名)
/
島秋人
(著)
これより
生
(
あ
)
れし二人の子、われらを君は打たんとす。
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
人と
生
(
あ
)
れにし
ユダヤ人のブナの木:山深きヴェストファーレンの風俗画
(旧字新仮名)
/
ドロステ=ヒュルスホフアネッテ・フォン
(著)
ほかならぬ子らを思へばかへる子もしじに
生
(
あ
)
れつつ水に
揺
(
ゆ
)
れ
出
(
で
)
ぬ
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
枇杷の枝に星の
生
(
あ
)
れ待つ夕涼をほのかに
覚
(
さ
)
むる
吾子
(
あこ
)
が声はも
風隠集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
かへる子ぞ
繁
(
しじ
)
に
生
(
あ
)
れたれこの水を親のかへるの影ひとつ無し
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
かへる子ぞ
繁
(
しじ
)
に
生
(
あ
)
れたれこの水を親のかへるの影ひとつ無し
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
草の葉に
生
(
あ
)
れしばかりの露の泡蛍はいまだ光りえなくに
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
夜の
天
(
あめ
)
はあやに
清
(
さや
)
けし
微塵数
(
みぢんすう
)
の
珍
(
うづ
)
の
新星
(
にひぼし
)
しぶき
生
(
あ
)
れつつ
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
紫の
生
(
あ
)
れ来る雪のとどまらず七面鳥は啼きにけるかも
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
昨日
(
きのふ
)
より
去年
(
こぞ
)
より
生
(
あ
)
れしより、
否
(
あらず
)
、
前世
(
さきのよ
)
より
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
あはれそのほめき
如
(
な
)
し、
燃
(
も
)
えも
生
(
あ
)
れゆく
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
昼か、なほ
生
(
あ
)
れもせぬ日か
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
さあれ、またほのに
生
(
あ
)
れゆく
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
大皇子
(
おほみこ
)
の
生
(
あ
)
れまして
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“生”を含む語句
生活
先生
生長
畜生
平生
生々
蘇生
生死
衆生
生業
生暖
根生
生命
生存
存生
生出
後生
生温
生計
生身
...