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やくば
ふりがな文庫
“
役場
(
やくば
)” の例文
役場
(
やくば
)
へ
勤
(
つと
)
めてからも、まじめ一
方
(
ぽう
)
に
働
(
はたら
)
くばかりでした。しかし、なにか、うまいものが
彼
(
かれ
)
の
手
(
て
)
に
入
(
はい
)
ると、だれの
前
(
まえ
)
もはばからず、きっと
万の死
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
同道なし
古郷
(
こきやう
)
水呑村へ立歸り夫より直に當時の
名主
(
なぬし
)
惣左衞門方へ九郎兵衞同道にて參りければ惣左衞門は昔より九郎兵衞と
相口
(
あひくち
)
故
早速
(
さつそく
)
領主
(
りやうしゆ
)
の
役場
(
やくば
)
へ申立歸村の儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此
(
こ
)
れなあ、そんでも
難有
(
ありがて
)
えことに、
水浸
(
みづびたし
)
に
成
(
な
)
つた
家
(
いへ
)
さは
役場
(
やくば
)
から
一軒毎
(
えつけんごめら
)
に
下
(
さ
)
げ
渡
(
わた
)
しになつたんだよ
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
近
(
ちかづ
)
いて
視
(
み
)
ると
例
(
れい
)
の石を
持
(
もつ
)
て居るので大に
驚
(
おどろ
)
き其
男
(
をとこ
)
を
曳
(
ひき
)
ずつて
役場
(
やくば
)
に出て
盜難
(
たうなん
)
の
次第
(
しだい
)
を
訴
(
うつた
)
へた。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
現世
(
げんせ
)
の
役場
(
やくば
)
では、
子供
(
こども
)
が
生
(
うま
)
れてから
初
(
はじ
)
めて
受附
(
うけつ
)
けますが、こちらでは
生
(
うま
)
れるずっと
以前
(
いぜん
)
からそれがお
判
(
わか
)
りになって
居
(
お
)
りますようで、
何
(
なん
)
にしましても、
一人
(
ひとり
)
の
人間
(
にんげん
)
が
現世
(
げんせ
)
に
生
(
うま
)
れると
申
(
もう
)
すことは
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
万
(
まん
)
は
正直
(
しょうじき
)
な、うらおもてのない
人間
(
にんげん
)
として、
村
(
むら
)
の
人々
(
ひとびと
)
から
愛
(
あい
)
されていました。
小学校
(
しょうがっこう
)
を
終
(
お
)
えると、じきに
役場
(
やくば
)
へ
小使
(
こづか
)
いとしてやとわれました。
万の死
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
俺
(
お
)
ら
晩稻
(
おくいね
)
作
(
つく
)
んだから、
役場
(
やくば
)
の
奴等
(
やつら
)
作
(
つく
)
つちやなんねえなんちつたつて、
俺
(
お
)
ら
見
(
み
)
てえな
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
算
(
かぞ
)
へ
立
(
たて
)
那樣成
(
あのやうなる
)
名主は役に立ずと
連判
(
れんばん
)
を以て組頭へ差出せしに
依
(
より
)
組頭
(
くみがしら
)
共
種々
(
いろ/\
)
宥
(
なだ
)
め扱ひけれども
勿々
(
なか/\
)
一同
承知
(
しようち
)
せざれば
止
(
やむ
)
を得ず
領主
(
りやうしゆ
)
役場
(
やくば
)
へ申立て惣内は名主
役
(
やく
)
取
上
(
あげ
)
られたり扨又惣百姓
連印
(
れんいん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「おなじ、
金属
(
きんぞく
)
で
造
(
つく
)
られたであろうに、どうして、この一つだけが、くさらなかったのでしょう。」と、
役場
(
やくば
)
の
書記
(
しょき
)
は、
学者
(
がくしゃ
)
にむかってたずねました。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
うつかりすつと
乳
(
ちゝ
)
ツ
岸
(
ぎし
)
までへえるやうな
深
(
ふか
)
ん
坊
(
ばう
)
の
冷
(
ひ
)
えつ
處
(
とこ
)
ぢやどうしたつて
晩稻
(
おくいね
)
でなくつちや
穫
(
と
)
れるもんぢやねえな、それから
俺
(
お
)
れ
役場
(
やくば
)
で
役人
(
やくにん
)
が
講釋
(
かうしやく
)
すつから
深
(
ふか
)
ん
坊
(
ばう
)
ぢや
斯
(
か
)
うだつち
噺
(
はなし
)
したら
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
これを
聞
(
き
)
くと、
役場
(
やくば
)
のものはじめ、
村
(
むら
)
の
人
(
ひと
)
たちは、
不思議
(
ふしぎ
)
な
気
(
き
)
がして、
急
(
きゅう
)
には、なっとくできなかったのです。
万の死
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
学者
(
がくしゃ
)
が、
池
(
いけ
)
のほとりに
立
(
た
)
って、
心
(
こころ
)
ありげに、よくあたりの
景色
(
けしき
)
をながめていると、
学者
(
がくしゃ
)
を
案内
(
あんない
)
した
役場
(
やくば
)
の
若
(
わか
)
い
書記
(
しょき
)
が、かたわらで、
伝説
(
でんせつ
)
めいたことを
聞
(
き
)
かせました。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうどそのとき、
入
(
い
)
り
口
(
ぐち
)
から、
男
(
おとこ
)
の
人
(
ひと
)
が、はいってきました。
顔見知
(
かおみし
)
りの
役場
(
やくば
)
のものでした。
托児所のある村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
博士
(
はかせ
)
は、
古墳
(
こふん
)
の
発掘
(
はっくつ
)
をてつだってくれた
役場
(
やくば
)
の
若
(
わか
)
い
書記
(
しょき
)
にしろ、
学校
(
がっこう
)
の
先生
(
せんせい
)
にしろ、
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
いていると、みんな
若
(
わか
)
い
人
(
ひと
)
たちは
詩人
(
しじん
)
であって、
物質
(
ぶっしつ
)
だけをたよりとしていない、そのことは
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“役場”の意味
《名詞》
町や村における、おおやけの事務を執るところ。役所。
(出典:Wiktionary)
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“役場”で始まる語句
役場員