トップ
>
神經質
>
しんけいしつ
ふりがな文庫
“
神經質
(
しんけいしつ
)” の例文
新字:
神経質
僕
(
ぼく
)
思
(
おも
)
ふに、いつたい
僕等
(
ぼくら
)
日本人
(
にほんじん
)
の
麻雀
(
マージヤン
)
の
遊
(
あそ
)
び
方
(
かた
)
は
神經質
(
しんけいしつ
)
過
(
す
)
ぎる。
或
(
あるひ
)
は
末梢的
(
まつせうてき
)
過
(
す
)
ぎる。
勿論
(
もちろん
)
技
(
ぎ
)
を
爭
(
あらそ
)
ひ、
機
(
き
)
を
捉
(
とら
)
へ、
相手
(
あひて
)
を
覘
(
ねら
)
ふ
勝負事
(
しようぶごと
)
だ。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
單純
(
たんじゆん
)
なレウマチス
性
(
せい
)
の
頭痛
(
づつう
)
ではあつたが、
閭
(
りよ
)
は
平生
(
へいぜい
)
から
少
(
すこ
)
し
神經質
(
しんけいしつ
)
であつたので、
掛
(
か
)
かり
附
(
つけ
)
の
醫者
(
いしや
)
の
藥
(
くすり
)
を
飮
(
の
)
んでもなか/\なほらない。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
彼
(
かれ
)
は
恁
(
か
)
くも
神經質
(
しんけいしつ
)
で、
其議論
(
そのぎろん
)
は
過激
(
くわげき
)
であつたが、
町
(
まち
)
の
人々
(
ひと/″\
)
は
其
(
そ
)
れにも
拘
(
かゝは
)
らず
彼
(
かれ
)
を
愛
(
あい
)
して、ワアニア、と
愛嬌
(
あいけう
)
を
以
(
もつ
)
て
呼
(
よ
)
んでゐた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
ガラツ八や留吉の世帶と違つて、金持にはまた金持らしい、
神經質
(
しんけいしつ
)
な用心のあることを、二人もよく心得て居るのでした。
銭形平次捕物控:150 槍の折れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
此
(
この
)
青年
(
せいねん
)
は、
至
(
いた
)
つて
凝
(
こ
)
り
性
(
しやう
)
の
神經質
(
しんけいしつ
)
で、
斯
(
か
)
うと
思
(
おも
)
ふと
何所
(
どこ
)
迄
(
まで
)
も
進
(
すゝ
)
んで
來
(
く
)
る
所
(
ところ
)
が、
書生
(
しよせい
)
時代
(
じだい
)
の
宗助
(
そうすけ
)
によく
似
(
に
)
てゐる
代
(
かは
)
りに、
不圖
(
ふと
)
氣
(
き
)
が
變
(
かは
)
ると、
昨日
(
きのふ
)
の
事
(
こと
)
は
丸
(
まる
)
で
忘
(
わす
)
れた
樣
(
やう
)
に
引
(
ひ
)
つ
繰
(
く
)
り
返
(
かへ
)
つて
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
奧樣
(
おくさま
)
はお
血
(
ち
)
の
故
(
せい
)
で
折
(
をり
)
ふし
鬱
(
ふさ
)
ぎ
症
(
しよう
)
にもお
成
(
な
)
り
遊
(
あそば
)
すし
眞實
(
しんじつ
)
お
惡
(
わる
)
い
時
(
とき
)
は
暗
(
くら
)
い
處
(
ところ
)
で
泣
(
な
)
いて
居
(
い
)
らつしやるがお
持前
(
もちまへ
)
と
言
(
い
)
ふたらば、
何
(
ど
)
んなにか
貴孃
(
あなた
)
吃驚
(
びつくり
)
致
(
いた
)
しまして、
飛
(
と
)
んでも
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
、それは
大層
(
たいそう
)
な
神經質
(
しんけいしつ
)
で
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
同じ
麻雀
(
マアジヤン
)
でもそれぞれの
國民性
(
こくみんせい
)
に
從
(
したが
)
つて
遊
(
あそ
)
び
方
(
かた
)
なり
樂
(
たの
)
しみ
方
(
かた
)
なりが
自然
(
しぜん
)
と
違
(
ちが
)
つてくるのは
當
(
あた
)
り
前
(
まへ
)
の
話
(
はなし
)
で、
卓子
(
たくし
)
の
上
(
うへ
)
に
布
(
きれ
)
を
敷
(
し
)
いて
牌音
(
ぱいおん
)
を
和
(
やはら
)
げるといふやうな
工夫
(
くふう
)
は
如何
(
いか
)
にも
神經質
(
しんけいしつ
)
な
日本人
(
にほんじん
)
らしさだが
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
經
部首:⽷
13画
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“神經”で始まる語句
神經
神經的
神經衰弱
神經痛
神經系
神經過敏