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女子
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をんな
ふりがな文庫
“
女子
(
をんな
)” の例文
大門際
(
おほもんぎわ
)
に
喧嘩
(
けんくわ
)
かひと
出
(
で
)
るもありけり、
見
(
み
)
よや
女子
(
をんな
)
の
勢力
(
いきほひ
)
と
言
(
い
)
はぬばかり、
春秋
(
はるあき
)
しらぬ五
丁町
(
てうまち
)
の
賑
(
にぎわ
)
ひ、
送
(
おく
)
りの
提燈
(
かんばん
)
いま
流行
(
はや
)
らねど
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
私さう申すと何で御座いますけれど、これでも
女子
(
をんな
)
にしては極未練の無い方で、
手短
(
てみじか
)
に一か
八
(
ばち
)
か決して了ふ
側
(
がは
)
なので御座います。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「
男子
(
をとこ
)
が六時間、
女子
(
をんな
)
が八時間、そして馬鹿者が十時間。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
勝手
(
かつて
)
ばたらきの
女子
(
をんな
)
ども
可笑
(
をか
)
しがりて、
東京
(
とうきやう
)
は
鬼
(
おに
)
の
住
(
す
)
む
處
(
ところ
)
でもなきを、
土地
(
とち
)
なれねば
彼
(
あ
)
のやうに
怕
(
こは
)
きものかと、
美事
(
みごと
)
田舍
(
ゐなか
)
ものにしてのけられぬ。
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
鬼の女房に天女だけれど、
今日
(
こんにち
)
ぢや大きに
日済
(
ひなし
)
などを貸してゐるかも知れん。ええ、貴様、そんな事を
為
(
さ
)
しちや可かんよ。けれども
高利貸
(
アイス
)
などは、これで
却
(
かへ
)
つて
女子
(
をんな
)
には
温
(
やさし
)
いとね、間、さうかい。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
▼ もっと見る
氷を取寄せて雪子の頭を冷す
看護
(
つきそひ
)
の
女子
(
をんな
)
に替りて、どれ少し私がやつて見やうと無骨らしく手を出すに、恐れ入ます、お召物が濡れますと言ふを
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
氷を取寄せて雪子の
頭
(
つむり
)
を冷す
看護
(
つきそひ
)
の
女子
(
をんな
)
に替りて、どれ少し
我
(
わし
)
がやつて見やうと無骨らしく手を
出
(
いだ
)
すに、恐れ入ます、お召物が
濡
(
ぬ
)
れますと言ふを
うつせみ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
外
(
ほか
)
になし
女子
(
をんな
)
だてらに
心太
(
こゝろふと
)
く
都會
(
みやこ
)
の
地
(
ち
)
へと
志
(
こゝろ
)
ざし
其目的
(
そのもくてき
)
には
譯
(
わけ
)
もあれど
思
(
おも
)
ひはいすかのはしも
無
(
な
)
く
尋
(
たづ
)
ぬる
人
(
ひと
)
を
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お位の宜い方々や御身分のある奧樣がたとの
御交際
(
おつきあひ
)
もして、兎も角も原田の妻と
名告
(
なのつ
)
て通るには氣骨の折れる事もあらう、
女子
(
をんな
)
どもの使ひやう出入りの者の行渡り
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お
位
(
くらゐ
)
の
宜
(
い
)
い
方々
(
かた/″\
)
や
御
(
ご
)
身分
(
みぶん
)
のある
奧樣
(
おくさま
)
がたとの
御交際
(
おつきあひ
)
もして、
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も
原田
(
はらだ
)
の
妻
(
つま
)
と
名告
(
なのつ
)
て
通
(
とほ
)
るには
氣骨
(
きぼね
)
の
折
(
を
)
れる
事
(
こと
)
もあらう、
女子
(
をんな
)
どもの
使
(
つか
)
ひやう
出入
(
でい
)
りの
者
(
もの
)
の
行渡
(
ゆきわた
)
り
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お位の
宜
(
い
)
い方々や御身分のある奥様がたとの
御交際
(
おつきあひ
)
もして、ともかくも原田の妻と
名告
(
なのつ
)
て通るには気骨の折れる事もあらう、
女子
(
をんな
)
どもの使ひやう出入りの者の行渡り
十三夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
見よや
女子
(
をんな
)
の
勢力
(
いきほひ
)
と言はぬばかり、春秋しらぬ五丁町の賑ひ、送りの
提燈
(
かんばん
)
いま流行らねど、茶屋が
廻女
(
まはし
)
の雪駄のおとに響き通へる歌舞音曲、うかれうかれて入込む人の何を目當と言問はゞ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
女子
(
をんな
)
どもは
何時
(
いつ
)
しか枕もとを
遠慮
(
はづ
)
して
四辺
(
あたり
)
には父と母と正雄のあるばかり、今いふ事は解るとも解らぬとも覚えねども
兄様
(
にいさん
)
兄様と小さき声に呼べば、何か用かと氷袋を片寄せて傍近く寄るに
うつせみ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
づかしや
女子
(
をんな
)
の
身
(
み
)
不似合
(
ふにあひ
)
の
菓
(
くだ
)
もの
賣
(
う
)
りも
一重
(
ひとへ
)
に
活計
(
みすぎ
)
の
爲
(
ため
)
のみならず
便
(
たよ
)
りもがな
尋
(
たづ
)
ねたやの一
心
(
しん
)
なりしが
縁
(
ゑに
)
しあやしく
引
(
ひ
)
く
方
(
かた
)
ありて
不圖
(
ふと
)
呼
(
よ
)
び
入
(
い
)
れられし
黒塗塀
(
くろぬりべい
)
お
勝手
(
かつて
)
もとに
商
(
あきな
)
ひせし
時
(
とき
)
後
(
あと
)
にて
聞
(
き
)
けば
御稽古
(
おけいこ
)
がへりとや
孃
(
じやう
)
さまの
乘
(
め
)
したる
車
(
くるま
)
勢
(
いきほ
)
ひよく
御門内
(
ごもんうち
)
へ
引入
(
ひきい
)
るゝとて
出
(
い
)
でんとする
我
(
われ
)
と
行違
(
ゆきちが
)
ひしが
何
(
なに
)
に
觸
(
ふ
)
れけん
我
(
わ
)
がさしたる
櫛車
(
くしくるま
)
の
前
(
まへ
)
には
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“女子”の意味
《名詞》
女子(じょし / おなご / おみなご / おんなご / にょし / めこ / めなご)
女の子。
むすめ。
女の人、女性。
(出典:Wiktionary)
“女子(
女性
)”の解説
女性(じょせい、el: γυναίκα、en: woman)は、男性と対比されるヒト(人間)の性別であり、女の人。一般的に「女性」という語は成人の女を指す。未成年の女子に対しては「少女」となり、小児の場合は「女の子」や「女児」となる。
(出典:Wikipedia)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“女子”で始まる語句
女子衆
女子供
女子共
女子蛆
女子達
女子連
女子方
女子染
女子等
女子教育