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六時
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ろくじ
「えゝ
爲てよ」と
柱時計を
見ると、もう
四時近くである。
御米は「
四時、
五時、
六時」と
時間を
勘定した。
小六は
默つて
嫂の
顏を
見てゐた。
非常に
甘味い
菓子に
舌皷打ちつゝ、
稍や十五
分も
※たと
思ふ
頃、
時計は
午後の
六時を
報じて、
日永の五
月の
空も、
夕陽西山に
舂くやうになつた。
僕は
直ぐ
支度して
先生の
宅に
駈けつけました、それが
朝の
六時、
山野を
歩き
散らして
歸つて
來たのが
夕の
六時でした、
先生は
夏期休業と
雖も
常に
生徒に
近き
枕に
就いたのは
黄昏の
頃、
之を
逢魔が
時、
雀色時などといふ
一日の
内人間の
影法師が
一番ぼんやりとする
時で、
五時から
六時の
間に
起つたこと、
私が十七の
秋のはじめ。
さて
銀側の
懷中時計は、
散策の
際も
身を
放さず、
件の
帶に
卷着けてあるのだから、
時は
自分にも
明かであらう、
前に
郵便局の
前を
通つたのが
六時三十分で、
歸り
途に
通懸つたのが
“六時”の意味
《名詞》
午前と午後の零時から六時間後の時刻。
一日のうち念仏読経をするために一日を六つの時刻に分けたもの。
(むつどき)かつて使われた時刻で卯の刻(現在の午前六時頃)と酉の刻(午後六時頃)。むつ。むっつ。
(出典:Wiktionary)