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卷着
ふりがな文庫
“卷着”の読み方と例文
新字:
巻着
読み方
割合
まきつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まきつ
(逆引き)
船
(
ふね
)
のある
事
(
こと
)
……
帆柱
(
ほばしら
)
に
卷着
(
まきつ
)
いた
赤
(
あか
)
い
雲
(
くも
)
は、
夕日
(
ゆふひ
)
の
餘波
(
なごり
)
で、
鰐
(
わに
)
の
口
(
くち
)
へ
血
(
ち
)
の
晩御飯
(
ばんごはん
)
を
注込
(
つぎこ
)
むんだわね。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
さて
銀側
(
ぎんがは
)
の
懷中
(
くわいちう
)
時計
(
どけい
)
は、
散策
(
さんさく
)
の
際
(
さい
)
も
身
(
み
)
を
放
(
はな
)
さず、
件
(
くだん
)
の
帶
(
おび
)
に
卷着
(
まきつ
)
けてあるのだから、
時
(
とき
)
は
自分
(
じぶん
)
にも
明
(
あきら
)
かであらう、
前
(
さき
)
に
郵便局
(
いうびんきよく
)
の
前
(
まへ
)
を
通
(
とほ
)
つたのが
六時
(
ろくじ
)
三十分
(
さんじつぷん
)
で、
歸
(
かへ
)
り
途
(
みち
)
に
通懸
(
とほりかゝ
)
つたのが
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
卷着(まきつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
卷
部首:⼙
8画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“卷”で始まる語句
卷
卷煙草
卷莨
卷込
卷上
卷添
卷物
卷紙
卷鬚
卷帛
“卷着”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花