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まきつ
ふりがな文庫
“まきつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
捲付
33.3%
卷着
22.2%
巻着
11.1%
巻附
11.1%
撒付
11.1%
蒔付
11.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
捲付
(逆引き)
白木綿に朱印をベタベタと
捺
(
お
)
した巡礼の
笈摺
(
おいずり
)
を素肌に引っかけて、腰から下に色々ボロ
布片
(
きれ
)
を継合わせた
垢黒
(
あかぐろ
)
い、大きな風呂敷
様
(
よう
)
のものを腰巻のように
捲付
(
まきつ
)
けている恰好を見ると
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
まきつ(捲付)の例文をもっと
(3作品)
見る
卷着
(逆引き)
さて
銀側
(
ぎんがは
)
の
懷中
(
くわいちう
)
時計
(
どけい
)
は、
散策
(
さんさく
)
の
際
(
さい
)
も
身
(
み
)
を
放
(
はな
)
さず、
件
(
くだん
)
の
帶
(
おび
)
に
卷着
(
まきつ
)
けてあるのだから、
時
(
とき
)
は
自分
(
じぶん
)
にも
明
(
あきら
)
かであらう、
前
(
さき
)
に
郵便局
(
いうびんきよく
)
の
前
(
まへ
)
を
通
(
とほ
)
つたのが
六時
(
ろくじ
)
三十分
(
さんじつぷん
)
で、
歸
(
かへ
)
り
途
(
みち
)
に
通懸
(
とほりかゝ
)
つたのが
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
まきつ(卷着)の例文をもっと
(2作品)
見る
巻着
(逆引き)
船のある事……
帆柱
(
ほぼしら
)
に
巻着
(
まきつ
)
いた赤い雲は、夕日の
余波
(
なごり
)
で、鰐の口へ血の晩御飯を
注込
(
つぎこ
)
むんだわね。
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
まきつ(巻着)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
巻附
(逆引き)
即
(
すなは
)
ち
今時
(
こんじ
)
の
内職
(
ないしよく
)
の
目的
(
もくてき
)
は
粥
(
かゆ
)
に
非
(
あら
)
ず塩に
非
(
あら
)
ず
味噌
(
みそ
)
に
非
(
あら
)
ず安コートを
引被
(
ひつか
)
けんが
為
(
ため
)
に
候
(
そろ
)
安縮緬
(
やすちりめん
)
を
巻附
(
まきつ
)
けんが
為
(
ため
)
に
候
(
そろ
)
今一歩をすゝめて
遠慮
(
ゑんりよ
)
なく言はしめたまへ
安俳優
(
やすはいいう
)
に贈り物をなさんが
為
(
た
)
めに
候
(
そろ
)
。
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
まきつ(巻附)の例文をもっと
(1作品)
見る
撒付
(逆引き)
気が
急
(
せ
)
かれます故、新兵衞は
突然
(
いきなり
)
一分銀
(
いちぶぎん
)
を一掴みパラ/\と
撒付
(
まきつ
)
けますと、それ金が降って来たと、
餓虎
(
がこ
)
の肉を争う如く金を拾わんと争う間を駈抜けて文治の前へまいりまして
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
まきつ(撒付)の例文をもっと
(1作品)
見る
蒔付
(逆引き)
郊外は
収穫
(
とりいれ
)
の為に
忙
(
せは
)
しい時節であつた。農夫の群はいづれも小屋を出て、午後の労働に従事して居た。
田
(
た
)
の
面
(
も
)
の稲は
最早
(
もう
)
悉皆
(
すつかり
)
刈り乾して、すでに麦さへ
蒔付
(
まきつ
)
けたところもあつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
まきつ(蒔付)の例文をもっと
(1作品)
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