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注込
ふりがな文庫
“注込”の読み方と例文
読み方
割合
つぎこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぎこ
(逆引き)
焼味噌のすこし
黒焦
(
くろこげ
)
に成つたやつを茶漬茶椀かなんかに入れて、そこへ
熱湯
(
にえゆ
)
を
注込
(
つぎこ
)
んで、二三杯もやつて見給へ。大抵の風邪は
愈
(
なほ
)
つて
了
(
しま
)
ふよ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
要するに、読むよりも見るはうが好き、目で見たことはよく覚えるが、単に耳から
注込
(
つぎこ
)
まれた事は容易に呑込まぬ鈍根、若しくは気の散る性質であつた。
十歳以前に読んだ本:――明治四十五年六月『少年世界』の為に――
(新字旧仮名)
/
坪内逍遥
(著)
船のある事……
帆柱
(
ほぼしら
)
に
巻着
(
まきつ
)
いた赤い雲は、夕日の
余波
(
なごり
)
で、鰐の口へ血の晩御飯を
注込
(
つぎこ
)
むんだわね。
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
注込(つぎこ)の例文をもっと
(6作品)
見る
注
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“注”で始まる語句
注
注意
注連
注連縄
注文
注進
注意深
注射
注連繩
注連飾
“注込”のふりがなが多い著者
ナサニエル・ホーソーン
坪内逍遥
島崎藤村
泉鏡太郎
泉鏡花