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つぎこ
ふりがな文庫
“
注込
(
つぎこ
)” の例文
焼味噌のすこし
黒焦
(
くろこげ
)
に成つたやつを茶漬茶椀かなんかに入れて、そこへ
熱湯
(
にえゆ
)
を
注込
(
つぎこ
)
んで、二三杯もやつて見給へ。大抵の風邪は
愈
(
なほ
)
つて
了
(
しま
)
ふよ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
要するに、読むよりも見るはうが好き、目で見たことはよく覚えるが、単に耳から
注込
(
つぎこ
)
まれた事は容易に呑込まぬ鈍根、若しくは気の散る性質であつた。
十歳以前に読んだ本:――明治四十五年六月『少年世界』の為に――
(新字旧仮名)
/
坪内逍遥
(著)
船のある事……
帆柱
(
ほぼしら
)
に
巻着
(
まきつ
)
いた赤い雲は、夕日の
余波
(
なごり
)
で、鰐の口へ血の晩御飯を
注込
(
つぎこ
)
むんだわね。
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
注込
(
つぎこ
)
んだら、その瞬間に、もう前のものとはまるで違ったものになってしまいます。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
船
(
ふね
)
のある
事
(
こと
)
……
帆柱
(
ほばしら
)
に
卷着
(
まきつ
)
いた
赤
(
あか
)
い
雲
(
くも
)
は、
夕日
(
ゆふひ
)
の
餘波
(
なごり
)
で、
鰐
(
わに
)
の
口
(
くち
)
へ
血
(
ち
)
の
晩御飯
(
ばんごはん
)
を
注込
(
つぎこ
)
むんだわね。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
旦那は、実の開けた穴を埋めさせようとして、更に大きく
注込
(
つぎこ
)
んでいた。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
注
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“注”で始まる語句
注
注意
注連
注連縄
注文
注進
注意深
注射
注連繩
注連飾