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ぎんこう
ふりがな文庫
“
銀行
(
ぎんこう
)” の例文
街
(
まち
)
の
中
(
なか
)
を
通
(
とお
)
る
人々
(
ひとびと
)
も、
両側
(
りょうがわ
)
の
店
(
みせ
)
もだいぶ
変
(
か
)
わったけれど、やはり、
銀行
(
ぎんこう
)
は、そこにあり、そして、
向
(
む
)
こう
側
(
がわ
)
にたばこ
屋
(
や
)
がありました。
街の幸福
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それでいて、毎日おかみさんが売り上げの中から、まとまったお金を
銀行
(
ぎんこう
)
へあずけにいくところをみると、お店は
損
(
そん
)
をしているはずはない。
水菓子屋の要吉
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
多分
(
たぶん
)
、一
億
(
おく
)
や二
億
(
おく
)
の
金
(
かね
)
はためていたと
思
(
おも
)
うですが、これをまた、
銀行
(
ぎんこう
)
にも
預
(
あず
)
けず、
株券
(
かぶけん
)
にもせず、どこかにかくして
持
(
も
)
つていやがつたにちがいないです。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
村の
銀行
(
ぎんこう
)
の
金庫
(
きんこ
)
からも、ちょうど
片手
(
かたて
)
でつかめるほどの
金貨
(
きんか
)
と、紙できちんと
巻
(
ま
)
いた
貨幣
(
かへい
)
とが、ふいに
空中
(
くうちゅう
)
に
舞
(
ま
)
いあがり、おどろく
行員
(
こういん
)
をしり
目
(
め
)
に、ふわふわと
飛
(
と
)
んで
銀行
(
ぎんこう
)
をでてゆき
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
あのやうに
乞食
(
こじき
)
呼
(
よば
)
はりして
貰
(
もら
)
ふ
恩
(
おん
)
は
無
(
な
)
し、
龍華寺
(
りうげじ
)
は
何
(
どれ
)
ほど
立派
(
りつぱ
)
な
檀家
(
だんか
)
ありと
知
(
し
)
らねど、
我
(
わが
)
が
姉
(
あね
)
さま三
年
(
ねん
)
の
馴染
(
なじみ
)
に
銀行
(
ぎんこう
)
の
川樣
(
かわさま
)
、
兜町
(
かぶとちやう
)
の
米樣
(
よねさま
)
もあり、
議員
(
ぎいん
)
の
短小
(
ちい
)
さま
根曳
(
ねびき
)
して
奧
(
おく
)
さまにと
仰
(
おほ
)
せられしを
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
そこは
石造
(
いしづく
)
りの
銀行
(
ぎんこう
)
の
前
(
まえ
)
でした。
堅
(
かた
)
く
閉
(
し
)
まったとびらが、こちらを
向
(
む
)
いてにらんでいるほか、だれも
見
(
み
)
ているものがありません。
波荒くとも
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ふしぎなことのあったのは、
銀行
(
ぎんこう
)
だけではなかった。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
彼女
(
かのじょ
)
は、
銀行
(
ぎんこう
)
の
前
(
まえ
)
へその
巡査
(
おまわり
)
さんを
案内
(
あんない
)
しました。このときは、すでに四、五
人
(
にん
)
も
小僧
(
こぞう
)
さんのまわりに
立
(
た
)
っていました。
波荒くとも
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
……
空
(
そら
)
の
曇
(
くも
)
った、いまにも
降
(
ふ
)
り
出
(
だ
)
しそうな
晩
(
ばん
)
のことであります。
二人
(
ふたり
)
は、さびしそうに、
銀行
(
ぎんこう
)
の
前
(
まえ
)
に
立
(
た
)
っていました。
街の幸福
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
父親
(
ちちおや
)
は、
手
(
て
)
にバイオリンを
持
(
も
)
っていました。
二人
(
ふたり
)
は、とある
銀行
(
ぎんこう
)
の
前
(
まえ
)
へくると
歩
(
あゆ
)
みをとめました。
街の幸福
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
町
(
まち
)
の
商店
(
しょうてん
)
に、
女中
(
じょちゅう
)
をしているみつ
子
(
こ
)
は、ちょうどお
使
(
つか
)
いに
出
(
で
)
て、
銀行
(
ぎんこう
)
の
前
(
まえ
)
を
通
(
とお
)
りかかりました。
波荒くとも
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは、
兄
(
あに
)
が
金
(
かね
)
を
預
(
あず
)
けておいた
銀行
(
ぎんこう
)
がつぶれて、みんな
金
(
かね
)
をなくしてしまったことであります。
くわの怒った話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すると、この
村
(
むら
)
に、
大金持
(
おおがねも
)
ちで、たくさんの
小作人
(
こさくにん
)
を
使用
(
しよう
)
して、また
銀行
(
ぎんこう
)
に
預金
(
よきん
)
をして、なにをすることもなく、
日
(
ひ
)
を
送
(
おく
)
っている
人間
(
にんげん
)
がありました。
欲
(
ほ
)
しいものは、なんでも
買
(
か
)
いました。
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
仕事
(
しごと
)
はみな
奉公人
(
ほうこうにん
)
がしてくれるし、
金
(
かね
)
は
銀行
(
ぎんこう
)
に
預
(
あず
)
けておけば、
利子
(
りし
)
に
利
(
り
)
がついて、ますます
財産
(
ざいさん
)
が
殖
(
ふ
)
えるというものだ。もうこんなくわなどを
使
(
つか
)
うことはあるまい。まったく
不要
(
ふよう
)
なものだ。
くわの怒った話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
町
(
まち
)
の
角
(
かど
)
に
石造
(
いしづく
)
りの
銀行
(
ぎんこう
)
がありました。
前
(
まえ
)
に、三
坪
(
つぼ
)
にも
足
(
た
)
らぬあき
地
(
ち
)
があって、そこへ
青
(
あお
)
い
草
(
くさ
)
が
芽
(
め
)
を
出
(
だ
)
しました。
低
(
ひく
)
い
柵
(
さく
)
には
鎖
(
くさり
)
が
張
(
は
)
られていたが、
大人
(
おとな
)
なら
造作
(
ぞうさ
)
なくまたいで
入
(
はい
)
ることができたのです。
青い草
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“銀行”の解説
銀行(ぎんこう、en: bank)は、金融機関の一種。預金の受入れ、資金の貸出し(融資)、為替取引などを行う。また、銀行券の発行を行うこともある。実際に行える業務内容・「銀行」の範囲は国により異なる。広義には中央銀行、特殊銀行などの政策金融機関、預貯金取扱金融機関などを含む。
(出典:Wikipedia)
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“銀行”で始まる語句
銀行券
銀行員
銀行團
銀行家
銀行休日
銀行賭博
銀行賭戯