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競争
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きょうそう
ふりがな文庫
“
競争
(
きょうそう
)” の例文
旧字:
競爭
同
(
おな
)
じいような
店
(
みせ
)
が、いくつもできるようになります。そして、それらが、みんなよくやっていくには、たがいに
競争
(
きょうそう
)
しなければなりません。
船でついた町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、みんなが
競争
(
きょうそう
)
で水をくもうとしたものですから、つぼが手からすべって、泉のなかにおちてしまいました。
七羽のカラス
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
なれてくると、朝はやく自転車をとばす八キロの道のりはあんがいたのしく、
岬
(
みさき
)
を横ぎるころにはスピードが出てきて、いつのまにか
競争
(
きょうそう
)
をしていた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
「ここらにはまだおさかなはいないよ。もっと
沖
(
おき
)
の
方
(
ほう
)
までこいで行こう。さあ、どっちが
早
(
はや
)
いか
競争
(
きょうそう
)
しよう。」
かちかち山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
海蔵
(
かいぞう
)
さんは、
昨日
(
きのう
)
まではよく
源
(
げん
)
さんと、それをやったものでした。
二人
(
ふたり
)
で
競争
(
きょうそう
)
をやって、
受
(
う
)
けそこなった
数
(
かず
)
のすくないものが、
相手
(
あいて
)
に
別
(
べつ
)
の
菓子
(
かし
)
を
買
(
か
)
わせたりしたものでした。
牛をつないだ椿の木
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
▼ もっと見る
子どもたちばかりでなく、おとなまでもいっしょに遊びました。
的
(
まと
)
をきめて石をぶっつける
競争
(
きょうそう
)
をしたり、ガンたちにとどくくらい空高く、ボールをほおり投げたりしました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
でもわたしがありったけの
速力
(
そくりょく
)
で、
競争
(
きょうそう
)
しても、その
怪物
(
かいぶつ
)
はずんずん追いぬこうとしていた。もう後ろをふり返る
必要
(
ひつよう
)
はなかった。それがわたしのすぐ
背中
(
せなか
)
にせまっていることはわかっていた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「ありがとう。できたら、
林
(
はやし
)
へいって、
二人
(
ふたり
)
で、
小鳥
(
ことり
)
を
呼
(
よ
)
び
寄
(
よ
)
せる、
競争
(
きょうそう
)
をしようじゃないか。」と、
正雄
(
まさお
)
は、いいました。
へちまの水
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
といって、さっそく
競争
(
きょうそう
)
の
支度
(
したく
)
にかかりました。やがて一、二、三のかけ
声
(
ごえ
)
で、
虎
(
とら
)
と
狐
(
きつね
)
は
駆
(
か
)
け
出
(
だ
)
したと
思
(
おも
)
うと、
狐
(
きつね
)
はひょいとうしろから
虎
(
とら
)
の
背中
(
せなか
)
に、のっかってしまいました。
物のいわれ
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
じっさい、どこもかしこも、
人間
(
にんげん
)
ばかりだという
感
(
かん
)
じがした。
両
(
りょう
)
がわの
店
(
みせ
)
では、たがいにおなじような
品物
(
しなもの
)
をならべて、
競争
(
きょうそう
)
をしあっている。
アパートで聞いた話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ふん、そんならお
前
(
まえ
)
とわたしと、どちらが
早
(
はや
)
く
少女
(
おとめ
)
をもらうか
競争
(
きょうそう
)
をしよう。
春山秋山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
その
間
(
あいだ
)
に、
木々
(
きぎ
)
のこずえは、
花
(
はな
)
のしたくをして、
土
(
つち
)
の
上
(
うえ
)
と
木
(
き
)
の
枝
(
えだ
)
と、どちらが、
早
(
はや
)
く
花
(
はな
)
を
咲
(
さ
)
くか、さながら
上
(
うえ
)
と
下
(
した
)
とで
競争
(
きょうそう
)
しているごとくに
思
(
おも
)
われました。
さまざまな生い立ち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この海を雪が
占領
(
せんりょう
)
するか、私が占領するか、ここしばらくは、命がけの
競争
(
きょうそう
)
をしておるのですよ。
月と海豹
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この
海
(
うみ
)
を
雪
(
ゆき
)
が
占領
(
せんりょう
)
するか、
私
(
わたし
)
が
占領
(
せんりょう
)
するか、ここしばらくは、
命
(
いのち
)
がけの
競争
(
きょうそう
)
をしているのですよ。
月とあざらし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
電車
(
でんしゃ
)
には、
乗客
(
じょうきゃく
)
が、すずなりにつかまっているし、トラックは、
重
(
おも
)
そうな
荷
(
に
)
をいっぱいつんで
走
(
はし
)
るし、
自転車
(
じてんしゃ
)
は、たがいに
競争
(
きょうそう
)
するように、
前後
(
ぜんご
)
にとんでいるのでした。
考えこじき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お
姫
(
ひめ
)
さまは、はじめはびっくりなさいましたけれど、もはや、そこでは、
自分
(
じぶん
)
の
歌
(
うた
)
のまねをするものもなければ、また、もっとよい
声
(
こえ
)
を
出
(
だ
)
して、お
姫
(
ひめ
)
さまと
競争
(
きょうそう
)
をして
町のお姫さま
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
夏
(
なつ
)
のころからおたがいに
競争
(
きょうそう
)
しあって、
大
(
おお
)
きくなろうとしていましたが、二つとも
大
(
おお
)
きくなれるだけなってしまうと、こんどは、どちらが
美
(
うつく
)
しくなれるかといわぬばかりに
ゆずの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
土地
(
とち
)
でも、
品物
(
しなもの
)
でも、この
男
(
おとこ
)
がこうとにらんだものは、みんなそういうふうに
値
(
ね
)
が
出
(
で
)
たのであります。この
男
(
おとこ
)
と、こういうことで
競争
(
きょうそう
)
をしたものは、たいてい
負
(
ま
)
けてしまいました。
船でついた町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
三
軒
(
げん
)
が、
同
(
おな
)
じく
拾銭
(
じっせん
)
であればこそ、こういうように
競争
(
きょうそう
)
が
起
(
お
)
こるのだけれど、その
中
(
うち
)
の一
軒
(
けん
)
が
安
(
やす
)
くすれば、お
客
(
きゃく
)
は、しぜん
安
(
やす
)
いほうへくるにちがいないと、一
軒
(
けん
)
の
主人
(
しゅじん
)
は
考
(
かんが
)
えたのです。
五銭のあたま
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
君
(
きみ
)
とぼくと、三りん
車
(
しゃ
)
の
競争
(
きょうそう
)
をしようよ。」と、とんぼこぞうがいいました。
きれいなきれいな町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そうなると、三
軒
(
げん
)
の
競争
(
きょうそう
)
ははげしくなりました。お
茶
(
ちゃ
)
を
出
(
だ
)
したり、
店
(
みせ
)
さきをきれいにしたり、またいろいろな
額
(
がく
)
などを
掛
(
か
)
けたくらいでは、
自分
(
じぶん
)
のほうへお
客
(
きゃく
)
を
引
(
ひ
)
く、たしにはなりませんでした。
五銭のあたま
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「じゃ、みんなで、
競争
(
きょうそう
)
しようか。」と、
泉
(
いずみ
)
が、いいました。
芽は伸びる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
競争
(
きょうそう
)
は、
泉
(
いずみ
)
の
勝
(
か
)
ちかもしれないと、
誠
(
せい
)
一は
思
(
おも
)
いました。
芽は伸びる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
競争
(
きょうそう
)
するといいや。」と、
戸田
(
とだ
)
がいいました。
芽は伸びる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
競
常用漢字
小4
部首:⽴
20画
争
常用漢字
小4
部首:⼅
6画
“競争”で始まる語句
競争者
競争試験
競争心