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畑
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ばたけ
ふりがな文庫
“
畑
(
ばたけ
)” の例文
賢吉
(
けんきち
)
は、そのそばへいってみると、かきの
木
(
き
)
の
苗
(
なえ
)
が、みょうが
畑
(
ばたけ
)
の
端
(
はし
)
の
方
(
ほう
)
に一
本
(
ぽん
)
生
(
お
)
い
出
(
で
)
て、
大
(
おお
)
きな
葉
(
は
)
をつやつやさしています。
僕のかきの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
クリスチャンスタッドのあたりの大きなジャガイモ
畑
(
ばたけ
)
——まだ
黒
(
くろ
)
ぐろと、
地肌
(
じはだ
)
を見せていました——の上を飛んだとき、ガンたちはさけびました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
山姥
(
やまうば
)
は
半分
(
はんぶん
)
縄
(
なわ
)
をつかんだまま、
高
(
たか
)
い
大空
(
おおぞら
)
からまっさかさまに、ちょうど大きなそば
畑
(
ばたけ
)
の
真
(
ま
)
ん
中
(
なか
)
に
落
(
お
)
ちました。
物のいわれ
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
ささげ
畑
(
ばたけ
)
では、ささげが
繊
(
ほそ
)
い
細
(
ほそ
)
いあるかないかの
銀線
(
ぎんせん
)
の、
否
(
いな
)
、むづかしくいふなら、
永遠
(
えいゑん
)
を
刹那
(
せつな
)
に
生
(
い
)
きてもききたいやうな
音
(
ね
)
のでる
樂器
(
がくき
)
に、その
聲
(
こゑ
)
をあはせて、
頻
(
しきり
)
に
小唄
(
こうた
)
をうたつてゐました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
どこを見てもトマト
畑
(
ばたけ
)
ばつかりつまらないわ
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
▼ もっと見る
一つみつけたはかぶら
畑
(
ばたけ
)
の野うさぎだ。
まざあ・ぐうす
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
「坊や その むづむづするのはね、今に 坊やの 體から 何かゞ 生えて くるのよ、さあ それでは、あの 丘の 南の なの花
畑
(
ばたけ
)
の 中へ はいつて、ぢつと すはつて ゐなさい、何か 生えて くるまで 待つて ゐなさいね。」
仔牛
(旧字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
南は高い粟
畑
(
ばたけ
)
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
月
(
つき
)
が
円
(
まる
)
く、
東
(
ひがし
)
の
空
(
そら
)
から
上
(
のぼ
)
る
晩
(
ばん
)
も、また、
黒雲
(
くろくも
)
が
出
(
で
)
て
外
(
そと
)
の
真
(
ま
)
っ
暗
(
くら
)
な
晩
(
ばん
)
も、こうもりは、りんご
畑
(
ばたけ
)
の
上
(
うえ
)
を
飛
(
と
)
びまわりました。
牛女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
大きな、お金もちの
農家
(
のうか
)
は、ニワトリたちからも『
幸
(
さいわ
)
い
畑
(
ばたけ
)
』とか、『
卵山
(
たまごやま
)
』とか、『
宝荘
(
たからそう
)
』といったように、すばらしい名まえをつけてもらっています。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「
赤
(
あか
)
がえるを
見
(
み
)
つけているの、
君
(
きみ
)
もおいでよ。」と、
清次
(
せいじ
)
が、
答
(
こた
)
えました。
賢吉
(
けんきち
)
は、みょうが
畑
(
ばたけ
)
の
中
(
なか
)
へ
入
(
はい
)
りました。
僕のかきの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ですから、冬、雪におおわれているときには、だれでも、その雪の下には、ほかの
平地
(
へいち
)
とおなじように、
休閑地
(
きゅうかんち
)
や、ライムギ
畑
(
ばたけ
)
や、クローヴァの
生
(
は
)
えた
牧場
(
ぼくじょう
)
があるものと思います。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
また、つぎの、つぎの
年
(
とし
)
も、
夏
(
なつ
)
になると、一ぴきの
大
(
おお
)
きなこうもりが、
多
(
おお
)
くのこうもりを
率
(
ひき
)
いてきて、りんご
畑
(
ばたけ
)
の
上
(
うえ
)
を
毎晩
(
まいばん
)
のように
飛
(
と
)
びまわりました。
牛女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
若者
(
わかもの
)
は、これをきいて、たいそう
喜
(
よろこ
)
びました。そして、
二人
(
ふたり
)
は、
西
(
にし
)
の
方
(
ほう
)
にあるりんご
畑
(
ばたけ
)
をさして
旅
(
たび
)
をいたしました。
あほう鳥の鳴く日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
また、
私
(
わたし
)
は、これから
西
(
にし
)
にゆきますと、
広
(
ひろ
)
いりんご
畑
(
ばたけ
)
があって、そこでは
人手
(
ひとで
)
のいることを
知
(
し
)
っています。
あほう鳥の鳴く日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
りんご
畑
(
ばたけ
)
には、
朝晩
(
あさばん
)
、
鳥
(
とり
)
がやってきました。
子供
(
こども
)
は、よく
口笛
(
くちぶえ
)
を
吹
(
ふ
)
いて、いろいろな
鳥
(
とり
)
を
集
(
あつ
)
めました。
あほう鳥の鳴く日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
私
(
わたし
)
は、
小道
(
こみち
)
をいきました。
道
(
みち
)
の
両
(
りょう
)
がわに、かぼちゃ
畑
(
ばたけ
)
があって、
黄色
(
きいろ
)
な
花
(
はな
)
が
咲
(
さ
)
いていました。くまばちが、みつをさがしに、
花
(
はな
)
の
中
(
なか
)
へはいったり、
出
(
で
)
たりしていました。
白壁のうち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すると、その
年
(
とし
)
の
夏
(
なつ
)
の
日暮
(
ひぐ
)
れ
方
(
がた
)
のことであります。どこからとなく、たくさんのこうもりが
飛
(
と
)
んできて、
毎晩
(
まいばん
)
のようにりんご
畑
(
ばたけ
)
の
上
(
うえ
)
を
飛
(
と
)
びまわって、
悪
(
わる
)
い
虫
(
むし
)
をみんな
食
(
た
)
べたのであります。
牛女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“畑”の解説
畑(はたけ、畠、圃、白田、火田、旱田)とは、麦や陸稲などの穀物、または野菜、豆、芋、果樹などを栽培するために耕され、区画された農地をいう。
(出典:Wikipedia)
畑
常用漢字
小3
部首:⽥
9画
“畑”を含む語句
田畑
南瓜畑
桑畑
焼畑
馬鈴薯畑
甘藷畑
畑打
葡萄畑
唐黍畑
上畑
粟畑
段々畑
黍畑
麦畑
葱畑
山畑
雨畑
大根畑
畑宿
小畑
...