“ばたけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
47.8%
39.1%
8.7%
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
クリスチャンスタッドのあたりの大きなジャガイモばたけ——まだくろぐろと、地肌じはだを見せていました——の上を飛んだとき、ガンたちはさけびました。
入口の庭には葡萄棚ぶどうだながあり裏には野菜ばたけのあるような田舎風の家で、岸本は巴里の方から来た主婦や主婦の姪と一緒に成った。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ほんとうに、もうおもせば幾年いくねんまえのことであります。わたしは、病気びょうきをしてしょくうしなっているときに、あなたにあって、このりんごばたけへつれられてきました。
あほう鳥の鳴く日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
創世記の第九章には「爰にノア農夫となりて葡萄ばたけつくることを始めしが、葡萄酒を飲て酔ひ天幕の中にありて裸になれり」
可愛い山 (新字新仮名) / 石川欣一(著)