“朝晩”の読み方と例文
読み方割合
あさばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは、もういくねんむかしから、このみなとうち朝晩あさばんおくってきたものだ。このみなとにはいってくるようなふねらないふねは一つもない。
カラカラ鳴る海 (新字新仮名) / 小川未明(著)
毎日まいにちいぬれて山の中にはいって、いのしし鹿しかしては、いぬにかませてってて、そのかわをはいだり、にくってったりして、朝晩あさばんらしをてていました。
忠義な犬 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
でもちいさかったときからあのかね朝晩あさばんしたしんでたことをおもえば、ちょっとさびしいもする。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)