忠義な犬ちゅうぎないぬ
むかし陸奥国に、一人のりょうしがありました。毎日犬を連れて山の中に入って、猪や鹿を追い出しては、犬にかませて捕って来て、その皮をはいだり、肉を切って売ったりして、朝晩の暮らしを立てていました。 ある日りょうしはいつものように犬を連れて山に行 …
作品に特徴的な語句
なに まわ けん 主人しゅじん はい へん あや ふる あか ぽん 線香せんこう すか おと あたま 一人ひとり 一向いっこう 一念いちねん 上手じょうず いま 今夜こんや 今更いまさら 仕方しかた 何事なにごと たお かたな たす はか こえ 夜中よなか 大木たいぼく 大蛇おろち おく さび 寝込ねこ 山刀やまがたな 山奥やまおく かえ かたち かげ こころ 忠義ちゅうぎ おも わる さが はな 昼間ひるま ばん くら 朝晩あさばん えだ 様子ようす のこ ころ 毎日まいにち 気味きみ 気違きちが なみだ ふか いぬ くる いのしし 獲物えもの つか かわ ねむ にく 背中せなか むね はな 見回みまわ かしこ かえ