“小道”の読み方と例文
読み方割合
こみち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしが、まちて、さびしい、小道こみちをいくと、はたけで、むしがないていました。まだ、ふけともならぬのに、いものに、もうつゆがおりていました。
水七景 (新字新仮名) / 小川未明(著)
一つの小道こみちには神官しんかん見張小屋みはりごやっています、それでおそくなりました。なにしろ二十一日間、ものをべないでは夜の寒気かんきや雨の日にえきれません。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おもての道や、小道こみちにもでてみました。もしかしたら、となりの農場のうじょうまよいこみはしなかったかと、そこへもいってみました。とうとうしまいには、トーケルンきしべもさがしてみました。