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將
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しやう
將、
命を
受くるの
日には
則ち
其家を
忘れ、
軍に
臨んで
約束すれば
則ち
其親を
忘れ、
(一六)枹鼓を
援ること
急なれば
則ち
其身を
忘る。
曰ふ、
將を
斬り
旗を
搴るは、氣盛なる者之を能くす、而かも
眞勇に非ざるなり。
孤城を
援なきに守り、
孱主を衆
睽くに
保つ、
律義者に非ざれば能はず、故に眞勇は必ず
律義者に出づと。
李克曰く、『
起は
貪にして
色を
好む。
然れども
兵を
用ふるは、
司馬穰苴も
過ぐる
能はざる
也』と。
是に
於て
魏の
文矦以て
將と
爲す。
起曰く、『三
軍に
將として
士卒をして
死を
樂しましめ、
敵國をして
敢て
謀らざらしむるは、
子、
起に
孰れぞ』と。
文曰く、『
子に
如かず』と。
呉起、
是に
於て、
名を
就さんと
欲し、
遂に
其妻を
殺し、
以て
齊に
與せざるを
明かにす。
魯、
卒に
以て
將となす。
將として
齊を
攻め、
大に
之を
破る。
之を
久しうして
景公、
使者を
遣り
(二〇)節を
持して
賈を
赦す。((使者))
馳せて
軍中に
入る。
穰苴曰く、『
將、
軍に
在れば、
君の
令も
受けざる
所あり』
賈は
素(一〇)驕貴にして、
以爲へらく、
將、
已に
軍に
之く、
而して
己は
監たり、
(一一)甚だ
急にせずと。
親戚左右、
之を
送つて
留飮す。
日中にして
賈至らず。
老子は
隱君子なり。
老子の
子、
名は
宗。
宗、
魏の
將と
爲り、
段干に
封ぜらる。
宗の
子は
注。
注の
子は
宮。
宮の
玄孫は
假。
假、
漢の
孝文帝に
仕ふ。
而して
假の
子解、
膠西王卬の
(一六)太傅と
爲る。