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人殺
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ひとごろ
ふりがな文庫
“
人殺
(
ひとごろ
)” の例文
ところが、ふたりは
人殺
(
ひとごろ
)
しの
巣
(
す
)
のなかにとびこんだのです。ですから、くらやみにまぎれて、十二人の人殺しどもがやってきました。
なぞ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
以て
人殺
(
ひとごろ
)
しは九助なりと見
留
(
とめ
)
嚴
(
きび
)
しく
拷問
(
がうもん
)
に掛し事甚だ其意を得ざる
取計
(
とりはから
)
ひなりとありしかば理左衞門其儀は九助何樣申立候とも
渠
(
かれ
)
が
裾
(
すそ
)
に
血
(
ち
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さやうでございますか? あの
死骸
(
しがい
)
の
男
(
をとこ
)
が
持
(
も
)
つてゐたのも、——では
人殺
(
ひとごろ
)
しを
働
(
はたら
)
いたのは、この
多襄丸
(
たじやうまる
)
に
違
(
ちが
)
ひございません。
藪の中
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
人殺
(
ひとごろ
)
しをして、
山
(
やま
)
へ
遁
(
に
)
げて、
大木
(
たいぼく
)
の
梢
(
こずゑ
)
へ
攀
(
よ
)
ぢて、
枝
(
えだ
)
から
枝
(
えだ
)
へ、
千仭
(
せんじん
)
の
谷
(
たに
)
を
傳
(
つた
)
はる
處
(
ところ
)
を、
捕吏
(
とりて
)
の
役人
(
やくにん
)
に
鐵砲
(
てつぱう
)
で
射
(
い
)
られた
人
(
ひと
)
だよ。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「なにをする。ぼくはまだ
承諾
(
しょうだく
)
していないぞ。それはともかく、
人殺
(
ひとごろ
)
しみたいに、ぼくのくびをしめるとはなにごとだ」
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
甲市人 マーキューシオーを
殺
(
ころ
)
した
奴
(
やつ
)
は
何方
(
どちら
)
へ
逃
(
に
)
げました?
人殺
(
ひとごろ
)
しのチッバルトは
何方
(
どっち
)
へ
逃
(
に
)
げました?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「これ、壮二君のおもちゃにあげてください。ぼくは
人殺
(
ひとごろ
)
しなんてしませんよ。」
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
閉
(
とぢ
)
て居ければ此上は
詞
(
ことば
)
を以て諭さん樣もなく
拷問
(
がうもん
)
に及ぶより外はなしと思はれしなり然れども
猶
(
なほ
)
徐
(
しづ
)
かに長庵を見られ如何に長庵
札
(
ふだ
)
の
辻
(
つじ
)
人殺
(
ひとごろ
)
しの
罪
(
つみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
祖父殿
(
おんぢいどん
)
が
工夫
(
くふう
)
の
絵図面
(
ゑづめん
)
、
暇
(
ひま
)
にあかして
遣
(
や
)
つて
見
(
み
)
て、
私
(
わし
)
が
先
(
ま
)
づ
乗
(
の
)
つて
出
(
で
)
たが、
案
(
あん
)
の
定
(
ぢやう
)
燃出
(
もえだ
)
したで、やれ、
人殺
(
ひとごろ
)
し、と……はツはツはツ、
水
(
みづ
)
へ
入
(
はい
)
つて
泳
(
およ
)
いで
遁
(
に
)
げた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ロミオ
此
(
この
)
黄金
(
こがね
)
を
遣
(
つかは
)
すぞ、これこそは
人
(
ひと
)
の
心
(
こゝろ
)
の
大毒藥
(
だいどくやく
)
ぢゃ、
汝
(
おぬし
)
が
賣
(
う
)
りかぬる
此
(
この
)
些末
(
さまつ
)
なる
藥種
(
やくしゅ
)
よりも
此
(
この
)
濁世
(
ぢょくせ
)
では
遙
(
はるか
)
に
怖
(
おそろ
)
しい
人殺
(
ひとごろ
)
しをするもの。
汝
(
おぬし
)
では
無
(
な
)
うて
予
(
わし
)
こそは
毒
(
どく
)
を
賣
(
う
)
るのぢゃ。さらば。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
盜賊
(
たうぞく
)
人殺
(
ひとごろ
)
しなりと
訴
(
うつた
)
へけれども吉三郎事は
豫
(
かね
)
て其方
娘
(
むすめ
)
菊
(
きく
)
と
密通
(
みつつう
)
致
(
いた
)
し
居
(
をり
)
娘
(
むすめ
)
より
貰
(
もら
)
ひて
與兵衞
(
よへゑ
)
に
賣
(
うり
)
たりと云故
其段
(
そのだん
)
明白に
吟味
(
ぎんみ
)
せん
爲
(
ため
)
娘
(
むすめ
)
を呼出したり
其方
(
そのはう
)
此事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
姉
(
ねえ
)
さん、
何
(
なん
)
の
所爲
(
せゐ
)
で
私
(
わたし
)
が
煩
(
わづら
)
つて
居
(
ゐ
)
ると
思
(
おも
)
つて
下
(
くだ
)
さる、
生命
(
いのち
)
が
續
(
つゞ
)
かぬ、
餘
(
あま
)
りと
言
(
い
)
へば
情
(
なさけ
)
ない。
人殺
(
ひとごろ
)
し。」
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
人殺
(
ひとごろ
)
しを
憫
(
あはれ
)
むは
人
(
ひと
)
を
殺
(
ころ
)
すにひとしいわい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
“人殺”で始まる語句
人殺奴
人殺々々
人殺し鍛冶屋