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ひとりたび
ふりがな文庫
“
一人旅
(
ひとりたび
)” の例文
と、くろがね
屋
(
や
)
は、びっくりしてとめました。けれども、
諭吉
(
ゆきち
)
はかたく
決心
(
けっしん
)
したことです。くろがね
屋
(
や
)
とわかれて、
一人旅
(
ひとりたび
)
をつづけ、
下関
(
しものせき
)
から
船
(
ふね
)
にのりました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
逐
(
ちく
)
一に
白状
(
はくじやう
)
には
及
(
および
)
ぬ
然
(
され
)
ば殺害せしと思ふ當人を
取逃
(
とりにが
)
し殊に御
法度
(
はつと
)
の
一人旅
(
ひとりたび
)
を
泊
(
とめ
)
し
落度
(
おちど
)
の申譯立ちがたく罪は徳右衞門一人に
歸
(
き
)
し長き
牢舍
(
らうしや
)
のうち
憐
(
あはれ
)
むべし
渠
(
かれ
)
は
牢死
(
ろうし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一度
(
いちど
)
は、
餘
(
あま
)
りの
苦
(
くる
)
しさに、
三國沿岸
(
みくにえんがん
)
で……
身
(
み
)
を
投
(
な
)
げて……いや、
此
(
これ
)
だと
女性
(
ぢよせい
)
に
近
(
ちか
)
い、いきなり
飛込
(
とびこ
)
んで
死
(
し
)
なうと
思
(
おも
)
つた、と
言
(
い
)
ふほどであるから、
一夏
(
ひとなつ
)
は
一人旅
(
ひとりたび
)
で、
山神
(
さんじん
)
を
驚
(
おどろ
)
かし、
蛇
(
へび
)
を
蹈
(
ふ
)
んで
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
青年
(
せいねん
)
が
一人旅
(
ひとりたび
)
をしてゐるといふことを、
頭
(
あたま
)
に
持
(
も
)
つて
下
(
くだ
)
さい。わゝくといふのは、きれや
着物
(
きもの
)
のぼや/\になつて
來
(
く
)
ることで、
長旅
(
ながたび
)
をしたゝめに、
摺
(
す
)
り
切
(
き
)
れて
來
(
き
)
たりしたところがある
樣子
(
ようす
)
です。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
(お
泊
(
とま
)
りは
何方
(
どちら
)
ぢやな、)といつて
聞
(
き
)
かれたから、
私
(
わたし
)
は
一人旅
(
ひとりたび
)
の
旅宿
(
りよしゆく
)
の
詰
(
つま
)
らなさを、
染々
(
しみ/″\
)
歎息
(
たんそく
)
した、
第一
(
だいいち
)
盆
(
ぼん
)
を
持
(
も
)
つて
女中
(
ぢよちう
)
が
坐睡
(
ゐねむり
)
をする、
番頭
(
ばんとう
)
が
空世辞
(
そらせじ
)
をいふ、
廊下
(
らうか
)
を
歩行
(
ある
)
くとじろ/\
目
(
め
)
をつける
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
取迯
(
とりにが
)
しては
假令
(
たとへ
)
訴
(
うつた
)
へ出るとも此身の
科
(
とが
)
は
免
(
まぬ
)
かれ難し
殊
(
こと
)
には
一人旅
(
ひとりたび
)
は
泊
(
とめ
)
ぬ
御大法
(
ごたいはふ
)
なり女は善六の頼みなれば
云譯
(
いひわけ
)
も
立
(
たつ
)
べけれど
侍
(
さふら
)
ひの方は此方の
落度
(
おちど
)
は
遁
(
のが
)
れ難し
所詮
(
しよせん
)
此事は
蔽
(
かく
)
すに
如
(
しか
)
じと家内の者共に
殘
(
のこら
)
ず
口留
(
くちどめ
)
して
邊
(
あたり
)
の血も
灑拭
(
ふきぬぐ
)
ひ死骸は幸ひ此頃
植
(
うゑ
)
し庭の梅の木を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
五
分間
(
ふんかん
)
停車
(
ていしや
)
と
聞
(
き
)
いて、
昇降口
(
しようかうぐち
)
を、
峠
(
たうげ
)
の
棧橋
(
かけはし
)
のやうな、
雲
(
くも
)
に
近
(
ちか
)
い、
夕月
(
ゆふづき
)
のしら/″\とあるプラツトフオームへ
下
(
お
)
りた
一人旅
(
ひとりたび
)
の
旅客
(
りよきやく
)
が、
恍惚
(
うつとり
)
とした
顏
(
かほ
)
をして
訪
(
たづ
)
ねた
時
(
とき
)
、
立會
(
たちあは
)
せた
驛員
(
えきゐん
)
は、……
恁
(
か
)
う
答
(
こた
)
へた。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“一人旅”の解説
一人旅(ひとりたび、solo travelあるいはsingle travel)とは、文字通り、一人で旅をすることである。
(出典:Wikipedia)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
旅
常用漢字
小3
部首:⽅
10画
“一人”で始まる語句
一人
一人前
一人子
一人娘
一人息子
一人一人
一人々々
一人言
一人女
一人法師