“長旅”の読み方と例文
読み方割合
ながたび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「妹から——呉服くれはから聞いたところ、貴様京の地へ長旅ながたびをし、帰って来たと思ったところ、その夜すぐに飛び出してしまい……」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そして、拍子ひょうしわせて、二、三ばたきをしました。これから、長旅ながたびかけるまえのあいさつであります。
がん (新字新仮名) / 小川未明(著)
この長旅ながたびのはてに、君がわが胸に達し給ひしか。わが身の内にある代々の人々よりこの我に至るまで、一齊に呼ばはりて、君を祝福されたる者と仰ぎ奉る。
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)