“ながたび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
長旅77.8%
永旅11.1%
長途11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、拍子ひょうしわせて、二、三ばたきをしました。これから、長旅ながたびかけるまえのあいさつであります。
がん (新字新仮名) / 小川未明(著)
成長した陰間かげまの臼井金弥で、悪い所へ来たものである。髪が乱れ、衣裳が着崩れ、ちりをかぶっているところを見ると、まるで永旅ながたびでもしたようだ。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
獨逸等ドイツとうおと名高なだか國々くに/″\名所めいしよ古跡こせき遍歴へんれきして、其間そのあひだつきけみすること二十有餘箇月いうよかげつ大約おほよそまん千里せんり長途ながたびあとにして、つひ伊太利イタリーり、往昔むかしから美術國びじゆつこく光譽ほまれたか