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陰間
ふりがな文庫
“陰間”の読み方と例文
読み方
割合
かげま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かげま
(逆引き)
成長した
陰間
(
かげま
)
の臼井金弥で、悪い所へ来たものである。髪が乱れ、衣裳が着崩れ、ちりをかぶっているところを見ると、まるで
永旅
(
ながたび
)
でもしたようだ。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
こいつも昔は道楽者で、せがれの大吉が小綺麗に生まれたのを幸いに、子どもの時から
陰間
(
かげま
)
茶屋へ売りました。
半七捕物帳:55 かむろ蛇
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
五人の
妓
(
おんな
)
と、
陰間
(
かげま
)
の瀬川竹之丞と、
仲居妓
(
なかいおんな
)
と、人目をそばだたせるような派手な一座に取りかこまれて
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陰間(かげま)の例文をもっと
(9作品)
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“陰間”の解説
陰間(かげま)とは、江戸時代に茶屋などで客を相手に男色を売った男娼の総称。特に数え13 - 14から20歳ごろの美少年による売色をこう呼んだ。陰間は男性相手が主だったが、女性も客に取ることがあった。数えで20歳ともなれば少年としては下り坂で、その後は御殿女中や後家、商家の人妻を相手にした。
(出典:Wikipedia)
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
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陰間宿
陰間茶屋
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