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食卓
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しょくたく
ふりがな文庫
“
食卓
(
しょくたく
)” の例文
つきましては、おばたちを
婚礼
(
こんれい
)
の席によんで、いっしょの
食卓
(
しょくたく
)
につかせてやりたいと思いますが、おゆるしねがえませんでしょうか。
三人の糸くり女
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
スープ
皿
(
さら
)
、コップなどを
客室
(
きゃくしつ
)
にはこんで、
食卓
(
しょくたく
)
のよういをととのえた。
暖炉
(
だんろ
)
の火はさかんにもえて、ぱちぱちと音をたてている。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
わたしはかれがつえの先で追い立てた場所から、そのまま動き
得
(
え
)
なかった。
食卓
(
しょくたく
)
に
背中
(
なか
)
を向けたまま、わたしはかれの顔を見た。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
それとも、ご
馳走
(
ちそう
)
のたくさん
並
(
なら
)
んでいる
食卓
(
しょくたく
)
について、一
皿
(
さら
)
ごとに銀の紙で口もとをふきたいものだと望んでいたのでしょうか。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
夜は、これらの摘草を
茹
(
ゆ
)
でて
食卓
(
しょくたく
)
に並べた。色は水々しかったが、筋が歯にからんで、ひずるの
噛
(
か
)
み
工合
(
ぐあい
)
などはまるで
蒟蒻
(
こんにゃく
)
のようであった。
魚の序文
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
▼ もっと見る
食堂はきれいにかたづいて、
食卓
(
しょくたく
)
にはごちそうがつまれ、うまそうなにおいがたちこめていた、みなはクンクン鼻を鳴らした。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
田沼
(
たぬま
)
先生が、雪をけって自動車をのりつけたのは、もう小川先生の講義もすみ、食事当番の
塾生
(
じゅくせい
)
たちが広間に
食卓
(
しょくたく
)
の準備をはじめていたころであった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
そのうちに、
食事
(
しょくじ
)
をおわったとみえて、みんなは、
食卓
(
しょくたく
)
からはなれて、
歌
(
うた
)
をうたい、
楽器
(
がっき
)
をならして、ダンスをはじめました。
中
(
なか
)
にも、
女
(
おんな
)
たちは、
美
(
うつく
)
しかった。
雪の上の舞踏
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
(この時の
音楽
(
おんがく
)
はひときわ
輝
(
かがや
)
かしいものだった。)それから、
母
(
はは
)
が
食卓
(
しょくたく
)
に食物を運ぶ時の
音楽
(
おんがく
)
もあった——その時、彼は
喇叭
(
らっぱ
)
の音で彼女をせきたてるのだった。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
ところで、みんなならんで
食卓
(
しょくたく
)
についたとき、ふと見ると、いつどこからやって来たか、たいへん年をとった妖女がひとり、のそのそと広間にはいって来ました。
眠る森のお姫さま
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
ある日須利耶さまは童子と
食卓
(
しょくたく
)
にお
座
(
すわ
)
りなさいました。食品の中に、
蜜
(
みつ
)
で
煮
(
に
)
た二つの
鮒
(
ふな
)
がございました。須利耶の
奥
(
おく
)
さまは、一つを須利耶さまの前に
置
(
お
)
かれ、一つを童子にお
与
(
あた
)
えなされました。
雁の童子
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
斯
(
か
)
く
罵
(
ののし
)
りつゝ
食卓
(
しょくたく
)
に
就
(
つ
)
く。
黒塗膳
(
くろぬりぜん
)
に白いものが三つ
載
(
の
)
せてある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
そうして、あなたの
食卓
(
しょくたく
)
にならんですわらせてくださって、あなたの
金
(
きん
)
のおさらで食べ、あなたのかわいいさかずきでのませてください。
カエルの王さま:または鉄のハインリッヒ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
カトリーヌおばさんがそれから出て来て、わたしたちを
夕飯
(
ゆうめし
)
に
呼
(
よ
)
んでくれた。リーズは急いで
食卓
(
しょくたく
)
の上におさらを二つならべた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
おかみさんがでていくと、男は、さっと
食卓
(
しょくたく
)
に近づいた。そして、スープをせっかちにすすり、パンやベーコンをがつがつと食べはじめた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
部屋の中には、かがやくように白いテーブル・クロスをかけた、
食卓
(
しょくたく
)
があって、りっぱな
陶器
(
とうき
)
の食器がならんでいます。
マッチ売りの少女
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
いよいよあすは出発という日の夕方、一同はこわれた
甲板
(
かんぱん
)
に
食卓
(
しょくたく
)
をならべて、しばらくの別れをおしんだ。
旅程
(
りょてい
)
は四日だが、名も知らぬ土地である。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
夕食の
食卓
(
しょくたく
)
は、これもやはり地域別に配列され、双方の塾生が一人おきに入りまじって座を
占
(
し
)
めることになっていた。ごちそうはあたたかいさつま
汁
(
じる
)
だった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
丘
(
おか
)
の
上
(
うえ
)
に、一つの
小屋
(
こや
)
があります。それには、
赤
(
あか
)
い
窓
(
まど
)
がついていました。ある
晩
(
ばん
)
のこと、
彼
(
かれ
)
らは、そこへ
集
(
あつ
)
まりました。そこで、
男
(
おとこ
)
も
女
(
おんな
)
もまじって
食卓
(
しょくたく
)
についたのです。
雪の上の舞踏
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
みんなが
食卓
(
しょくたく
)
から立ちあがると、そのまま、その妖女は、とばりのかげにかくれていました。
眠る森のお姫さま
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
カエルはいすの上にのせてもらいますと、こんどは、
食卓
(
しょくたく
)
の上にのせてくれ、といいだしました。そうして、食卓の上にのせてもらいますと
カエルの王さま:または鉄のハインリッヒ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
バルブレンはいま声をかけた
亭主
(
ていしゅ
)
と、
食卓
(
しょくたく
)
に向かい合ってこしをかけた。わたしは
炉
(
ろ
)
ばたにこしをかけてそこらを見回した。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
ゆうべとおなじように、ナイト・ガウンだけが、すーっと
食卓
(
しょくたく
)
のまえにすわりこんで、手も口もなんにも見えないのに、どんどん食べはじめた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
うちのかたたちが、
食卓
(
しょくたく
)
につく前に、アンネ・リスベットは、奥さまのところに呼ばれました。奥さまは、やさしい言葉をかけてくださいました。
アンネ・リスベット
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
食卓
(
しょくたく
)
の
上
(
うえ
)
には、いろいろのくだものや、
魚
(
さかな
)
や、
鳥
(
とり
)
や、
獣物
(
けだもの
)
の
肉
(
にく
)
などがならべられ、また、
色
(
いろ
)
のかわった
酒
(
さけ
)
が、めいめいの
前
(
まえ
)
においてあったコップに、そそがれていました。
雪の上の舞踏
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かれはいきなり立ちあがって、部屋の
片隅
(
かたすみ
)
につみ重ねてあった細長い
食卓
(
しょくたく
)
の一つを、陽あたりのいい窓ぎわにおくと、走るようにして
空林庵
(
くうりんあん
)
に朝倉先生をむかえに行った。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
ひとりひとりの
食卓
(
しょくたく
)
の上には、お
皿
(
さら
)
や
杯
(
さかずき
)
の
食器
(
しょっき
)
がひとそろいならべてあって、それは、大きな金の箱にはいっている、さじだの、ナイフだの、フォークだので、こののこらずが
眠る森のお姫さま
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
かおり高いコーヒーが
晩餐
(
ばんさん
)
のあとののどをうるおす、雑談にふけったり、本を開いたり、一同は思い思いのすがたで
食卓
(
しょくたく
)
をかこんでいる、富士男がコトコトと食卓をたたいてたちあがった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
ちょうど
食卓
(
しょくたく
)
にすわって食べていたお客の一人が声をかけて、うん、あの男なら、近ごろオテル・デュ・カンタルにとまっていたと言ってくれた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
そいつらはこの
旅
(
たび
)
の
客
(
きゃく
)
を殺して、もっているものをうばいとろうというのです。けれども、しごとにかかるまえに、人殺しどもは、まず
食卓
(
しょくたく
)
につきました。
なぞ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
この
雨
(
あめ
)
では、ああいったけれど、
小僧
(
こぞう
)
さんは
学校
(
がっこう
)
へいく
前
(
まえ
)
にはとどけられないだろうと、
食卓
(
しょくたく
)
に
向
(
む
)
かって、かね
子
(
こ
)
が
思
(
おも
)
っているところへ
信吉
(
しんきち
)
は、ちょうど
玄関
(
げんかん
)
を
開
(
あ
)
けて
入
(
はい
)
ったのです。
風雨の晩の小僧さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わたしは
食卓
(
しょくたく
)
のはしの、ちょうどバルブレンと
老人
(
ろうじん
)
の間にすわっていたものだから、あっちへつかれ、こっちへおされて、いいようにこづき回された。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
おまえさんがわたしたちを
婚礼
(
こんれい
)
の
席
(
せき
)
によんでくれてね、わたしたちのことをはずかしがらずにおばさんたちだといって、おまえさんの
食卓
(
しょくたく
)
につかせてくれるなら
三人の糸くり女
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
そうしていちばん上の妹のアンニーというのが、
食卓
(
しょくたく
)
をふいていた、いちばん上の弟のアレンが
部屋
(
へや
)
をはいていた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
こういうわけで、
小鳥
(
ことり
)
は
食卓
(
しょくたく
)
のじゅんびをし、ハツカネズミは食べものの
用意
(
ようい
)
をしました。そして、ハツカネズミはすっかりごはんごしらえをしてしまおうと思いました。
ハツカネズミと小鳥と腸づめの話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
みんなは
食卓
(
しょくたく
)
につきました。やがて、
食事
(
しょくじ
)
がおわりますと、おかあさんがいいました。
りこうもののエルゼ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
ご
家来
(
けらい
)
の人たちといっしょに、みんなで
食卓
(
しょくたく
)
について、
金
(
きん
)
のおさらでごちそうを食べていますと、なにやら、ピチャ、ピチャ、ピチャ、ピチャ、と、
大理石
(
だいりせき
)
の
階段
(
かいだん
)
をはいあがってくる音がしました。
カエルの王さま:または鉄のハインリッヒ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
卓
常用漢字
中学
部首:⼗
8画
“食卓”で始まる語句
食卓布
食卓掛
食卓語
食卓越
食卓作法
食卓掛布