“食卓掛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ナップ66.7%
てーぶるかけ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食卓掛ナップの掛ったテーブルを挾んで、向き合う位置に二脚の椅子が置かれ、シャンパン・グラスが一つずつ、ナフキンが二つ、フォークと魚匙トリユエールが二本ずつ
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
まず食堂は、雪白まっしろ食卓掛ナップ卓子テーブルを蔽い、天井には飾燈をつるして、そこから大きな丸い明りが落ちるようにすること。夜は暖炉のそばで新聞を読むこと。左右に幕をあける式の寝床。
孤独 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
食卓掛てーぶるかけの白き布は下女によりて掛けられたり、硝子がらすのバターいれ塩壺しおつぼソース芥子からしうつわなんど体裁好ていさいよく卓上に配置せられたり。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)