あるところに、ひとりの男がおりました。男には、ひとりのむすめがありました。このむすめは〈りこうもののエルゼ〉という名まえでした。 さて、このむすめがすっかり大きくなりましたので、おとうさんはおかあさんにいいました。 「もうむすめをよめにやろ …
著者 | ヴィルヘルム・カール・グリム |
著者 | ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム |
翻訳者 | 矢崎源九郎 |
ジャンル | 文学 > ドイツ文学 > 小説 物語 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約10分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約17分(300文字/分) |