“田沼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たぬま75.0%
たぬ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田沼たぬま先生が、雪をけって自動車をのりつけたのは、もう小川先生の講義もすみ、食事当番の塾生じゅくせいたちが広間に食卓しょくたくの準備をはじめていたころであった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
「旦那は妙義神社の前に田沼たぬま神官の碑というのが建っているのをご覧でしたろう。あの人は可哀そうにり殺されたんです。明治三十一年の一月二十一日に……。」
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
荒雄らが行きにし日より志賀の海人の大浦田沼たぬ不楽有哉サブシクモアルカ (巻十六。三八六三)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)