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面々
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めん/\
ふりがな文庫
“
面々
(
めん/\
)” の例文
と
苦笑
(
くせう
)
したので、
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
をはじめ、
一座
(
いちざ
)
の
面々
(
めん/\
)
、
餘
(
あま
)
りの
可笑
(
をか
)
しさに、
一時
(
いちじ
)
にドツと
笑崩
(
わらひくづ
)
るゝ
間
(
あひだ
)
に、
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
平氣
(
へいき
)
な
顏
(
かほ
)
で
私
(
わたくし
)
に
向
(
むか
)
ひ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
礑
(
はた
)
と
白眼
(
にらみ
)
し其
形容
(
ありさま
)
に居並び居たる
面々
(
めん/\
)
何れも身の毛も
彌立
(
よだつ
)
ばかりに思ひ
斯
(
かゝ
)
る惡人なれば如何成事をや言出すらんと
皆々
(
みな/\
)
手に
汗
(
あせ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
近
(
ちか
)
う
來
(
こ
)
い、
申聞
(
まをしき
)
かすことあり、
皆
(
みな
)
の
者
(
もの
)
もこれへ
參
(
まゐ
)
れ」と
御聲懸
(
おこゑがかり
)
に、
御次
(
おつぎ
)
に
控
(
ひか
)
へし
面々
(
めん/\
)
も
殘
(
のこ
)
らず
左右
(
さいう
)
に
相詰
(
あひつ
)
むる。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
などゝ
云
(
い
)
ふ
面々
(
めん/\
)
は、
此
(
こ
)
の
創立
(
さうりつ
)
の
際
(
さい
)
には
尽
(
こと/″\
)
く
未見
(
みけん
)
の人であつたのも
亦
(
また
)
一奇
(
いつき
)
と
謂
(
い
)
ふべきであります
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
正虎が「此度は右衞門佐殿
公事
(
くじ
)
御勝利になられて、祝著に存ずる、去りながら萬一右衞門佐殿配所へ
遣
(
つかは
)
される事になつたのであつたら、
面々
(
めん/\
)
はなんとなされたのであつたか、しかと承つて置きたい」
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
私
(
わたし
)
は
戻
(
もど
)
つて、
宣告
(
せんこく
)
して
置
(
お
)
いた
死刑
(
しけい
)
の
面々
(
めん/\
)
を
取調
(
とりしら
)
べなければならない
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
籠中
(
かごのなか
)
の
人
(
ひと
)
聲
(
こゑ
)
を
震
(
ふる
)
はし、「お
人
(
ひと
)
の
惡
(
わる
)
い、
斯
(
かゝ
)
る
難儀
(
なんぎ
)
を
興
(
きよう
)
がりてなぶり
給
(
たま
)
ふは
何事
(
なにごと
)
ぞ。
君
(
きみ
)
の
御心
(
おんこゝろ
)
はいかならむ、
實
(
まこと
)
に
心細
(
こゝろぼそ
)
くなり
候
(
さふらふ
)
」と
年效
(
としがひ
)
もなく
涙
(
なみだ
)
を
流
(
なが
)
す、
御傍
(
おそば
)
の
面々
(
めん/\
)
も
笑止
(
せうし
)
に
思
(
おも
)
ひ
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
とあり
御直筆
(
おんぢきひつ
)
に相違なければ
面々
(
めん/\
)
恐れ入り拜見致されまた御短刀をも一見するに
紛
(
まが
)
ふ方なき御品なれば御老中
若年寄
(
わかどしより
)
には愈々將軍の
御落胤
(
ごらくいん
)
に相違なしと
承伏
(
しようふく
)
し伊豆守殿
則
(
すなは
)
ち伊賀亮を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
多日
(
たじつ
)
病
(
やまひ
)
と
稱
(
しよう
)
して
引籠
(
ひきこも
)
り、
人知
(
ひとし
)
れず
諸家
(
しよか
)
に
立入
(
たちい
)
り、
内端
(
うちわ
)
の
樣子
(
やうす
)
を
伺
(
うかゞ
)
ひ
見
(
み
)
るに、
御勝手
(
ごかつて
)
空
(
むな
)
しく
御手許
(
おてもと
)
不如意
(
ふによい
)
なるにもかゝはらず、
御家中
(
ごかちう
)
の
面々
(
めん/\
)
、
分
(
わ
)
けて
老職
(
らうしよく
)
の
方々
(
かた/″\
)
はいづれも
存外
(
ぞんぐわい
)
有福
(
いうふく
)
にて
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
上
(
あげ
)
夫れ是と見分しが又大岡殿へ向ひ此中には市之丞
見當
(
みあた
)
り申さずと云ければ越前守殿
然
(
さ
)
らば一同
下
(
さが
)
るべしと有に屑屋の
面々
(
めん/\
)
は何事やらんと思ひの
外
(
ほか
)
迅速
(
すみやか
)
に
下
(
さげ
)
られければ一同ホツと
溜息
(
ためいき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
々
3画
“面”で始まる語句
面
面白
面影
面目
面持
面喰
面倒
面色
面長
面当