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状
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じやう
ふりがな文庫
“
状
(
じやう
)” の例文
〔評〕兵を
治
(
ち
)
して
對抗
(
たいかう
)
し、互に
勝敗
(
しようはい
)
あり。兵士或は
負傷
(
ふしやう
)
者の
状
(
じやう
)
を爲す、
醫
(
い
)
故に之を
診察
(
しんさつ
)
す。兵士初め負傷者とならんことを惡む。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
買に來りし者が落して參りし故取置ましたと言にぞ
早速
(
さつそく
)
取寄て見改めたるに内々御
詮議
(
せんぎ
)
の品に
相違
(
さうゐ
)
なく因て送り
状
(
じやう
)
を
認
(
したゝ
)
め九助を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
二
年
(
ねん
)
も三
年
(
ねん
)
も
泣盡
(
なきつく
)
して
今日
(
けふ
)
といふ
今日
(
けふ
)
どうでも
離縁
(
りゑん
)
を
貰
(
もら
)
ふて
頂
(
いたゞ
)
かうと
决心
(
けつしん
)
の
臍
(
ほぞ
)
をかためました、
何
(
ど
)
うぞ
御願
(
おねが
)
ひで
御座
(
ござ
)
ります
離縁
(
りゑん
)
の
状
(
じやう
)
を
取
(
と
)
つて
下
(
くだ
)
され
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
枯
(
かれ
)
たる老樹折れて
路
(
みち
)
に
横
(
よこたは
)
りたるを
踰
(
こゆ
)
るは臥竜を踏がごとし。
一条
(
ひとすぢ
)
の
渓河
(
たにかは
)
を
渉
(
わた
)
り猶登る事半里
許
(
ばかり
)
、右に折れてすゝみ左りに
曲
(
まが
)
りてのぼる。
奇木
(
きぼく
)
怪石
(
くわいせき
)
千態
(
せんたい
)
万
状
(
じやう
)
筆を以ていひがたし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
そうしてその
山椒魚
(
さんしよううを
)
に似た
怪
(
あや
)
しい皮膚の、小さなゐもり
状
(
じやう
)
の一群を恐ろしいもののやうに、覗きに行つた。後には
吹矢
(
ふきや
)
のさきを二つに
割
(
さ
)
いて、その眼や
頭
(
あたま
)
を
狙
(
ねら
)
つて殺して
歩
(
ある
)
いたこともある。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
爾來
(
じらい
)
地震
(
ぢしん
)
の
記事
(
きじ
)
は、かなり
詳細
(
せうさい
)
に
文献
(
ぶんけん
)
に
現
(
あらは
)
れてをり、その
慘害
(
さんがい
)
の
状
(
じやう
)
も
想像
(
さうざう
)
されるが、これを
建築發達史
(
けんちくはつたつし
)
から
見
(
み
)
て、
地震
(
ぢしん
)
のために
如何
(
いか
)
なる
程度
(
ていど
)
において、
構造上
(
こうざうぜう
)
に
考慮
(
かうりよ
)
が
加
(
くは
)
へられたかは
疑問
(
ぎもん
)
である。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
大岡殿
(
おほをかどの
)
粂之進
(
くめのしん
)
を
白眼
(
にらま
)
れ其方
只今
(
たゞいま
)
公邊
(
かみ
)
の
祿
(
ろく
)
を
頂戴
(
ちやうだい
)
し御役を
勤
(
つと
)
め人の
理非
(
りひ
)
をも
糺
(
たゞ
)
す身の上と云ながら
誠
(
まこと
)
の火付盜賊は是なる伊兵衞を
差置
(
さしおき
)
科
(
とが
)
なき喜八を
捕
(
とら
)
へ
熟
(
とく
)
と
吟味
(
ぎんみ
)
もなく
送
(
おく
)
り
状
(
じやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
枯
(
かれ
)
たる老樹折れて
路
(
みち
)
に
横
(
よこたは
)
りたるを
踰
(
こゆ
)
るは臥竜を踏がごとし。
一条
(
ひとすぢ
)
の
渓河
(
たにかは
)
を
渉
(
わた
)
り猶登る事半里
許
(
ばかり
)
、右に折れてすゝみ左りに
曲
(
まが
)
りてのぼる。
奇木
(
きぼく
)
怪石
(
くわいせき
)
千態
(
せんたい
)
万
状
(
じやう
)
筆を以ていひがたし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
〔評〕南洲官軍の
先鋒
(
せんぱう
)
となり、品川に
抵
(
いた
)
る、
勝安房
(
かつあは
)
、大久保一翁、山岡鐵太郎之を見て、慶喜
罪
(
つみ
)
を
俟
(
ま
)
つの
状
(
じやう
)
を
具陳
(
ぐちん
)
し、
討伐
(
たうばつ
)
を
弛
(
ゆる
)
べんことを請ふ。安房素より南洲を知れり、之を説くこと甚だ力む。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
改め今度主人縫殿頭より使者の趣きは長門守殿御
領分
(
りやうぶん
)
水呑村百姓名主九助一件に付用人共より
各自方
(
おの/\がた
)
への御用
状
(
じやう
)
先
(
まづ
)
御披見
(
ごひけん
)
成れよと首に掛たる御用状を相渡せば
外記
(
げき
)
は之を請取
封
(
ふう
)
押切て讀上るに
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
状
常用漢字
小5
部首:⽝
7画
“状”を含む語句
状態
形状
行状
白状
書状
状況
現状
兇状持
異状
紹介状
生活状態
連判状
景状
名状
惨状
身状
遺言状
召状
心状
状箱
...